ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

シンポジウム「アフターコロナの移動空間とメディア環境」を開催します

法政大学イノベーション・マネジメント研究センター シンポジウム 「アフターコロナの移動空間とメディア環境」を2021年3月10日(水曜日)に開催します。「メディア環境設計研究所」が共催です。

2019年に設立した「メディア環境設計研究所」では、2020年に『アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか』を出版し、ソーシャルメディアの登場による情報過多のなかで人々がどのように情報接触しているのか、を明らかにしました。

今回のシンポジウムでは、新型コロナウイルスの拡大でもたらされた、移動の抑制と情報爆発(インフォデミック)という状況を踏まえ、メディア環境と移動空間の未来について考えます。

基調講演には国内に「ダークツーリズム(災害や戦争の跡をめぐる旅)」を広めた気鋭の観光学者である井出明(金沢大学准教授)さんにお願いしました。タイトルは「COVID−19以降のモビリティ --ポストモダンのさらにその先--」です。

移動に関わる異なる分野の企業事例の紹介もあります。

「スマートモビリティとメディア環境」松田達樹(NTTコミュニケーションズ)さん、「MaaSで支える高齢化社会と、その鍵となるタクシーのDXとは」近藤洋祐(電脳交通)さん、「アフターコロナの公共交通における移動体験の変化」平林宏介(川崎重工業)さん、3人によるプレゼンの後、課題や移動の未来、について議論したいと思います。

「メディア環境設計研究所」は、メディア社会学科の設計コースとリンクしながら研究を進めています。シンポジウムには3人の設計コース教員が、司会やモデレーターを担います。

参加は無料ですが、申込みが必要です。申し込みは同研究センターのホームページからお願いします。

https://riim.ws.hosei.ac.jp/news/202102173977.html

 

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