ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

『ソーシャルメディアは企業を丸裸にする』を広報会議2011年4月号に寄稿しました

危機管理・広報PR・IRの専門誌「広報会議2011年4月号」(宣伝会議発行)に『ソーシャルメディアは企業を丸裸にする』を寄稿しました。
広報会議 2011年 04月号 [雑誌]
最前線レポート「ソーシャルメディア 企業の内側に潜むリスク」という枠組み。

  • リークを活用する企業運営〜リーク社会への備え(塚越健司・一橋大学大学院)
  • 映像の真実はどこにあるのか(桜井均・元NHKプロデューサー)
  • “ 漏れてしまった”情報にどう対応すればよいのか(園田道夫情報処理推進機構研究員)
  • 顧客を味方にするソーシャルメディア対応のポイントとは?(金澤秀晃、伊藤繭香・ソフトバンクモバイル
  • 一貫性のある情報発信が炎上を防ぐ(玉川岳郎・日本オラクル広報室長)
  • ソーシャルメディアにおけるトラブルの本質(徳力基彦・アジャイルメディアネットワーク代表取締役)

の皆さんが、企業がソーシャルメディアとどのように対峙していけばよいのかを考えています。
『ソーシャルメディアは企業を丸裸にする』の小見出しは、情報は漏れて当たり前、ネガティブの共有を忘れるな、情報拡大の法則、ソーシャルメディアの会話に耳を澄ます、です。
情報は漏れて当たり前では、1.内部、2.顧客、3.マーケティングやプロモーション活動、4.外部と4つに分けて事例を、ネガティブの共有では、「サトナオ・オープン・ラボ」による新たな消費行動概念「SIPS」を紹介しながら、これらがポジティブな評価だけに対応するものではないこと(不思議な事に良い情報だけがこれらのモデルに乗って行くと考えている人が多い)、情報拡大の法則ではミドルメディアの役割について、紹介しています。

今月号の特集は「世論の波をつくれ!統一地方選を制するコミュニケーション研究」、広報パーソンのための基礎講座は「グローバル広報の新戦略」です。JCEJ運営委員でもある東海大学河井先生による「地域の魅力を創造するサイクル」も掲載されています。