ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「マスコミは有害無益」・特捜部長発言

東京地検の井内顕策特捜部長が「マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在」などと書いた文書を一部報道機関に配ったことが話題になっています。論談・記者クラブというHPにある「全文」を読みました。 「社会正義の実現でなく、社内で評価される…

「内」と「外」がある災害報道にメディアの特性を使い分ける

情報空白が生む苛立ち 中越地震に関わり、そして自身も水害で被災した経験から、災害報道には「内」と「外」とがあるいうことです。「内」はつまり被災地、被災者に向けて。「外」は被災地以外。ニュースを知りたい人だけでなく、家族の安否を確認したい人や…

日本は哀れな国…

日本国籍がないことを理由に東京都が管理職選考の受験を拒否したニュース。「哀れな国」「日本に来るなと言いたい」。記者会見で叫ぶ女性の姿をテレビで見て、正直言って「じゃあ、お前が日本から出て行けよ」という気持ちが心の中に一瞬よぎったことは否定…

エビ様退場(してませんでした!!→そして退場)

エビ様ことNHK海老沢勝二会長が辞任しました。責任を取らないトップが多い中、遅すぎたかもしれませんが辞めたことは評価したいと思います。この辞任のタイミングがいいのか、悪いのか、NHKにとっていいのか、悪いのか、今のところ私には判断しかねま…

判断は誰がする(NHK・朝日新聞問題)

NHKと政治との距離という問題が忘れ去られ、NHKと朝日新聞の対立として泥沼化しつつあるようです。NHKの政治への距離、朝日の報道の信憑性、安倍・中川発言の虚実、NHKと朝日のプロパガンダ合戦… など、問題点は満載ですが、多くのブロガーの熱…

魚住昭講演要旨・2と感想

魚住氏の講演要旨(1)の続き…◆組織に幻想を持つな最初にNHKの長井さんの話をしましたが、組織はろくでもないものです。いい組織、理想的な組織はありえない。組織に属している間に、自分の力量を蓄えてほしい。会社に飼いならされずに、人生のステップ…

魚住昭講演要旨・1

「こんな汚い格好でごめんなさい」。壇上の魚住氏はラフな服装。NHK問題の取材でとても忙しく、スーツに着替えるタイミングを逸したとのことでした。語りかけるような口調で、自身の体験や現在のジャーナリズムにおける問題点を指摘しました。以下、新聞…

新聞労連青年女性部集会・リアルタイム中継(終了)

「岡山で会いましょう」で紹介した新聞労連青年女性部の集会が20、21日と岡山市で行われました。この日のために準備してきたスタッフの皆さんお疲れ様でした。共感できる人と出会えて、「自分は一人きりじゃないのだ」と少し勇気付けられました。文句を…

「マスゴミ批判」を検証する

普通のおばちゃんOLからルポライターを目指している(このフレーズがちょっと気に入ってしまった…)泉あいさんからトラックバックを頂いた。ブログ「GripBlog(私が見た真実)」で中越地震で起きた「マスゴミ批判」を検証しています。現地へ飛び、…

災害報道・私なりの考え

今日は阪神大震災から10年です。阪神だけでなく、新潟中越地震、スマトラ沖地震、台風などで被災し、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。私は直接阪神大震災に関わってはいません。当時は広島市内に住んでいましたが、揺れで目が覚めました。すぐにテ…

災害アンケートまとめ

大変遅くなりましたが、新潟中越地震の際に私が実施した災害アンケートに頂いた回答をまとめました。ブロガーや読者の皆さん本当にありがとうございました。 回答は25人(TBなどで飛んでいる場合もあるので、すべて把握できていないかもしれません)。多…

NHK「介入」問題

これはNHK内部の問題なのではないか? 告発者が実名で涙の会見を行うという衝撃で、法廷や国会にも問題が持ち込まれそうな勢いのNHKの番組への「介入」問題ですが、私は当初から少し違和感を持っていました。 この問題を最初に報道した朝日新聞や一部…

札幌の飲み屋で「現場」とは何かを考えた

札幌で高田昌幸さんに会い、飲む機会に恵まれました(お忙しいのに本当にありがとうございました。そしてご馳走様でした!)。ブログを通じての出会いに感謝。高田さんは一言で言うなら魅力的な人(仕事には厳しそうだけど…)で、眼の強さが印象的でした。同…

特集「ネットと新聞」

韓国のネット新聞・フリーペーパーやアメリカの新聞事情を知っている方から情報をいただきました。ありがとうございます。 早速、新聞研究2005年1月号の特集「ネットと新聞」を読んでみました。特集の原稿は5本。私が注目したのは、日本経済新聞社(慶…

勝負の分かれ目

「新聞は総合情報産業を目指す!」。落ち目の新聞業界のあちこちで聞かれる言葉ですが、真の意味で情報産業であることを理解している人は少ない… 「勝負の分かれ目」(著・下山進)は「情報」から「カネ」を生み出す総合情報産業とは何かを、丹念な取材で明…

カナダスキー・4

ホテルについて。年末なので、そもそも設定料金が高かったこともあり、思い切って高級コンドミニアムのデルタウィスラービレッジスイート(Delta Whistler Village Suites)を選びました。 207室と大きなホテルで、全室キッチ…

カナダスキー・3

今回はウイスラービレッジについてです。ホテルやレストラン、スポーツショップなどが立ち並んでおり、アフタースキーも存分に楽しめます。 印象的なのは、人と車がうまく分離されているということです。写真は道路側ですが、多くのホテルやレストランが道路…

カナダスキー・2

初の海外スキーだったので、最初の日は旅行代理店が行っている無料の「半日スキー場ガイド」を申し込みました。ウィスラーのツアーには、どの旅行社でもほとんど無料パックになっているようですので、初めての人は参加したほうがいいと思います。 午前9時す…

NYタイムズが無料紙を

ニューヨークタイムズが、ボストンで無料紙事業に参加との記事。日経、朝日も紹介していましたが、読売だけが『タイムズ社はボストンの有力紙ボストン・グローブも所有しているが、メトロ・ボストンと読者層が重なることはないという。米国でも若い世代の新…

カナダスキー・1

昨年末のブログでも予告した通り、年末・年始休暇を利用してカナダのウィスラー&ブラッコムスキー場に行ってきました。いつもは、メディアやジャーナリズムについて駄文を連ねている私ですが、人生には余暇・遊びも重要です。これからは遊びネタもドンドン…

「素晴らしき世界」で起きたこと

地方記者によるブログ「素晴らしき世界」(現在は事実上閉鎖)が大変なことになっているに気づいたのは3日の午後でした(コメントを頂いた)。「素晴らしき…」のミッドナイトパックス氏が、スマトラ沖地震に絡めてイラク人質事件の「自己責任」や政府の対応…