ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

きざしカンパニーに行ってきました

先日、日経IT−PLUSのコラム取材のため「きざしカンパニー」さんにお邪魔しました。「外山恒一」効果で盛り上がりを見せた、東京都知事選挙のブログでの口コミ分析などについてお話を聞かせてもらいました。その結果は、「ブログの口コミ分析は選挙対策に使えるか」(日経IT−PLUS)でご覧いただけます。

きざしカンパニーさんでは、ブログ界の話題などを月ごとにレポートしているのですが、3月はかなりの力作だったにもかかわらず、反響が乏しかったそう。そのグラフがこちら。

ライブドア」および「堀江貴文」の言及数推移グラフです(kizasiマンスリーレポートグラフを加工しています)
3月16日に実刑判決が出た堀江貴文ライブドア社長とライブドアについて、2年間のデータを集めたとのこと。フジ・ニッポン放送時にもブログでは議論が盛り上がっていた気がしましたが、逮捕の前後はその比ではありません。グラフが突出しているのは、ITやベンチャー、メディア、株など、それまで堀江氏と関係ないブロガーも書いたのでしょう。グラフの盛り上がりが、その衝撃を物語っていると言えそうです。

ちなみにGoogle trendで「ライブドア」と打ち込んでみると下のようなグラフになります。

逮捕された2006年以降を見ると、ロングテールのグラフのようになっていて。ライブドアも急速に検索されなくなっているのが分かります。最近は、テレビや新聞だけでなくIT系のニュースに登場することも少なくなり、なんとなく勢いが失われている気がします。