ガ島通信

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永田議員「休養」では…

堀江メール:民主党 永田議員「休養」、辞意は先送り(毎日新聞)

ライブドア堀江貴文前社長から武部勤・自民党幹事長の二男への「送金指示メール」の信ぴょう性をめぐり民主党永田寿康(ひさやす)衆院議員(36)が辞意を伝えていた問題で同党は23日夜、緊急の役員懇談会を開き、対応を協議した。その結果、永田氏の意向がなお揺れ動いているとして、同氏を当分「休養」させることで結論を先送りした。

民主・永田議員の進退先送り 執行部「休養させ判断」(朝日新聞)

ちなみに永田議員はこんなことを言ってます。
旧大蔵省から衆議院議員に転身された理系出身東大生(東大生のためのインターネットAkamon.netより)

僕とか民主党が目指してる社会ってのは、失敗した人が責任を取るっていう社会なんですよ。まあ、失敗した人が責任を取った結果、その責任をとった人が路頭に迷ってホントに生活できないようにもなってしまってはかわいそうだから、もしそうなったら社会みんなで暖かい手を差し伸べて、助けてあげると。生活ができるようにはしてあげると。だけども、その後に今度は、その後に、失敗の教訓を社会に生かしてもらうように、再チャレンジの機会を与えるのも、これもまた、社会の責任だと思うんですよ。

一応言った言葉に責任はとったほうがいいと思います。後輩の東大生も恥ずかしいでしょうね(恥ずかしいなんて思ってもいないか…)。政治家にとっての再チャレンジは選挙があるし、別に誰も「選挙に出るな」などとは言っていない(現在のところ)。今、永田議員と民主党に求められていることは「失敗を失敗として認める」ことなのではないでしょうか。