ガ島通信

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ゼミ合宿2019、地元の高校生・大学生と「白馬と小谷の魅力」を発見する

ゼミの夏合宿最後は、地元の白馬高校などに通う高校生と、信州大・長野県立大・法政大がチームを組んで「白馬と小谷の魅力」を発見するPBL合宿が2日間行われました。

企画と運営は、信州大のローカルイノベーター養成コースの学生が進め、ゼミ生はグループワークとコンテンツ化のサポートを行いました。

PBL合宿は、発信講座、写真講座、トマソン理論の街歩きなど、インプットが盛りだくさん。信州大の勝亦達夫先生による「行ったことないマップ作り」では、行ったことある場所、行ってみたい場所に、しるしを付けて情報を共有し、高校生たちは各地に出発していきました。

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白馬村内で取材を進めるチーム。ゼミ生には高校生の考えを引き出すのが役割だと伝えて送り出したので、困惑したゼミ生もいたようで、しろうま學舎を拠点にしている先輩ゼミ生による情報共有チームも、相談にのったり、指示したりと、大忙しです。

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2日目の最後は発表会。高校生が前に立ち、3枚の写真で魅力をプレゼンしました。アルプスの雄大な景色や地域の歴史などを説明し、質疑やコメントが飛び交います。ゼミ生のサポートもあり、高校生が自分の言葉でプレゼンしていたのが印象的で、ワクワクがしっかり伝わってきました。 

高校生の取材と発表は、ゼミ生が冊子に取りまとめて、白馬高校などにお送りする予定です。

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白馬高校やしろうま學舎のみなさんと話をすることで、長野県の高校や大学の状況を共有できたことも大きな収穫でした。都市と地方をかき混ぜていくためにも、高校生だけでなく、信州大・県立大の大学生とも過ごした時間が、ゼミ生にとって大きな意味を持つでしょう。

メディア社会学科への進学を希望する高校生がいたことも嬉しいことでした。より多くの高校生に目指してもらえるよう、引き続き発信や交流を進めていきたいと思います。

2019年のゼミ合宿はなかなか場所が決まらず困っていたところ、NTTレゾナント時代の知人のおかげで信州大とつなげて頂き、白馬村のサポートも得ることができました。関係者の皆様に感謝を申し上げます。