岩手県大槌町に情報発信・教育拠点「NewsLab♡おおつち」を開設しました
日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)とNPO法人ボランティアインフォは、7月30日に岩手県大槌町の復興支援ボランティアのための宿泊施設「大槌きらりベース」に、町や地元商店街、地域で活動するNPOの協力を得て大槌地域の情報発信・教育拠点「NewsLab♡おおつち」を開設しました。
津波で1階部分まで被災した大槌北小学校の校舎3年1組の教室をお借りしています。これまでに活動したボランティアの皆さんのおかげで整備されていますが、ご覧の通りまだ何もない状態で、持ち込みのパソコンと段ボールの机で作業しています。
黒板には学生チームが「NewsLab♡おおつち」を書いてくれました。電源もなかったので、きらりベースのスタッフの皆さんに協力して頂いて、ケーブルをひき、インターネットは借りたモバイルルータで接続しています。
なので夜はひとつのデスクライトの明かりが頼りです。28日に学生運営が、29日から学生インターンと一緒に私も入って、現地責任者の松本さんと作業を進めています。
学生チームは、仮設住宅などで必要な情報が得られているかなどの事前ヒアリングを行っています。最初は距離があった学生チームも、2日目後半には「泊まっていたら」と声をかけてもらえるようなコミュニケーションができるようになってきています。
また、「NewsLab♡おおつち」の開設を町に知らせる役割も学生チームが担当しています。復興きらり商店街をまわると、こんな感じでチラシをお店にはってくれるところもありました。
Facebookページも開設。大槌の情報やラボの活動状況を発信していきます。次は15日の創刊にむけて準備していきます。
【これまでの準備はJCEJのブログに紹介しています】
- 岩手県大槌町に学生インターンが到着しました「NewsLab♡おおつち」開設まであと1日
- 岩手県大槌町に到着しました「NewsLab♡おおつち」開設まであと2日
- 大槌町の魅力と情報を全国に発信するために必要なもの(活動を行うための資金や備品が不足しているため、Amazonのほしい物リストを活用してパソコンやプリンタインクなど拠点で使う機材等のご支援をお願いしています。インクなど既にいくつかのご支援を頂きました。ありがとうございます)