SFCと楽天で「スキル発見ワークショップ」を行いました
ひとり一人の得意なこと、好きなこと、出来ることで被災地を支援するボランティアつなぎサービス「skillstock(スキルストック)」は登録者が1000人を超え、さまざまなメディアにも取り上げられています。
しかしながら、「貢献したいのだけど、何がやれるのだろう」「自分のスキルは本当に役立つの?」「自分には登録するようなスキルなんてない…」といった声も聞こえてきました。そこで、「スキル発見ワークショップ」を行っています。第一弾をSFCで学生を対象に、第二弾として楽天で主に社会人を対象に行いました。
楽天でのワークショップは告知が数日しかなかったにもかかわらず、30人の申し込みがあったことにskillstockチームも驚きでした。熱気につつまれた楽天でのワークショップの模様を紹介します。
まずはskillstockのサービス説明から。ワークショップチームの松田さんと後藤さんが進行します。2人もスキルを生かしたボランティアとして協力してくれています。
相手を知るためのインタビュー。どんな事が出来るのかを聞いていきます。
どんどん相手のスキルをポストットにスキルを書き出します。「これも出来ますよね?」と相手から言われることで、自分が気付いてなかったスキルも発見されていきます。
そして発表。自分の出来る事を宣言します。拍手。
「静かな環境を提案するコンサルタント」「探偵ができます」俺に任せろ的に引っ張ることができます」「整理整頓できる」などなど、一人ひとりから多様なスキルが発表されて、参加者も「おー」「すごい」と反応。
ワークショップの後は、楽天のソーシャル・レスポンシビリティ・プロジェクトの高橋さんらが準備してくれていた軽食で交流会。同じ楽天の社員でも、思わぬ側面を見つけて驚いたり、知らない部署で横のつながりが出来たりと、話が弾んでいました。高橋さんには会場、設営、準備から片付けまで大変お世話になりました。これも立派なスキルですね!
skillstockでは、ウェブサービスやワークショップだけでなく、スキルを生かした被災地支援のバスツアーも予定しています。観光ツアーでもなく、スタディツアーでもなく、現地の課題解決を手助けする新しい支援のカタチを考えています。
【メディア掲載】
- IT復興2.0 ボランティアを、「社会のための活動」から「自分のための活動」へ(エンジニアtype)
- 被災地支援をするたびに、スキルが磨かれ仲間が増える新サービス(オルタナS)
- スキルを活かしたボランティア活動へ! WEBサイト「スキルストック」がオープン(東北復興新聞)
【関連エントリー】