ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

ランキングの信頼性に疑問

なんでも評点」のmiccckeyさんが、いつまでたっても改善されないライブドアブログランキングの抜け穴を証明するべく、実力行使に出ています。何でも評点は、海外の面白ニュースを独自の視点で切り取っている人気ブログですが、以前から業者ブログ問題やアクセス数改ざんについて指摘していました。詳しくは「ブログランキングの欠陥を明らかにする公開実験ブログ」をご覧ください。

堀江社長はメディアによる記事の価値判断を否定し、ランキングなどによる読者による評価に重点を置いています。言ってることは理解できなくもないのですが、ランキングシステムに不正や抜け道が存在すれば意味がありません。完璧なシステムはありませんが、問題点があればユーザーのために改善していく必要があります。「ニュースの価値をランキングで決める」と社長が言っている会社ならなおさらでしょう。


ライブドアのシステムの不安定さと対応の悪さは、ユーザーであれば誰しもが感じているのではないでしょうか? ランキングといい、PJといい、ライブドアは言っていることと、やっていることはなかなか接近しません(そもそも一致させる気がない可能性もありますが…)。なんでも評点によれば『数日中に社長日記を抜く』とのこと。しばらく見守ってみたいと思います。