Twitterについて書いた原稿のまとめ
Twiiterについて書いた原稿がいくつかありますので、まとめて紹介しておきます。どの原稿にも共通する関心はメディアとジャーナリズムの変化、そして個人が情報発信できる状況の可能性と課題にあります。
- ネット中継とツイッターで「中抜き」されるマスメディア(日経IT-PLUS)
- 時間を手に入れた「ツイッター」がもたらすパラダイムシフト(日経IT-PLUS)
- ツイッター・ジャーナリズム 浮かび上がる可能性と危うさ(Journalism)
日経のコラムでは二回に分けて時間軸と質の話を書いたのですが、海部さんが「旧メディアの生き残り策は「情報から作品へ」の転換では?」でまとめて指摘しています。
メディアが情報(フロー)か作品(ストック)という関係は相対的なもので、新しいメディアが登場すると変化して行くわけですが(ブログですらツイッターの登場でフローからストック化している)、メディア接触が多様化している状況では、ツイッターやブログをやっていない人にとっては新聞やテレビは依然としてフローに留まっているというのが難しさになります。質については以前に
- イノベーションのジレンマに襲われるニュースメディア(日経IT-PLUS)
も書いたのですが、マスメディアが変化を乗り切るのは、誰に、何を、どんな目的で設計されているのかを明確にし、質を向上させ、時間軸を意識してビジネスモデルを再構築していかねばならず、ますます難しくなっているなあと思います。