ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

ご意見ありがとうございました

久しぶりにコメント欄を開けて見ましたが、真正面からエントリーについて突っ込むようなものはあまりなく、残念ながらエントリー内容に直接関係ないコメントが多く見られました。ネットを「ネタ文化」だと評する方もいらっしゃいますが、ネタをうまく展開させて、思わずうなったり、笑ってしまうコメントもあまりありないように思いました(これは私のエントリーがうまくないせいかもしれませんが)。以前は、私もそうでしたが「コメント欄のほうが面白い」と発言するブロガーもいましたが、やや状況が変化してきているのかもしれません。

開放されているコメント欄でのこのような書き込みは、匿名性に甘えた行動であり、ネットの自由を自ら壊すものです。最近では、ブログのコメント欄を閉じ、SNSでコメントを受け付けるブロガーも出てきています。ブログは注目されているとはいっても、まだまだ「名前ぐらいは聞いたことがあるが…」という人が多い。先日、CIAJという団体でブログについて話す機会があったのですが、「ブログをやってみたいのだけれど、不安感がある」という意見もありました。ネットユーザーのマナーの向上だけでなく、今後はブログサービスを提供する会社が、どのぐらい「安心感」を打ち出せるかも、ユーザーを増やすための重要なポイントになってくるでしょう。システムに依存しなければ状況が改善されそうな見込みがないという状況は本当に残念ですが…