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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

『ソーシャルメディアの登場で風評の広がり方が変わった』を宣伝会議2011年6月1日号に寄稿しました

宣伝会議 2011年 6/1号 [雑誌]
宣伝会議2011年6月1日号 no.814」(宣伝会議発行)に『ソーシャルメディアの登場で風評の広がり方が変わった』を寄稿しました。
巻頭特集: 近所の評判から風評被害まで その本質を考えるの第一章、風評被害のメカニズムの中に掲載されています(p28から)。ネットと震災などの災害との関係、ウソやデマがソーシャルメディアで広がる事のプラス面、ミドルメディアの役割、顔が見えることによる信頼についてまとめています。
第一章には他に

  • 消費者は極めて冷静に特定商品を避けている - 同志社大学 中谷内一也
  • 震災で明らかになったメディアの特性と信頼度 - 野村総合研究所 村上輝康
  • 海外からの風評被害をどう克服するか - フライシュマン・ヒラード・ジャパン 田中愼一
  • 情報の「提供」と「取得」の新しいモデル - GROUND 高松聡

第二章、人が情報を信じるとき、には

  • 意思決定の精度を上げるメディアの役割 - ジャーナリスト 三神万里子
  • 人が“納得”する心理的・科学的メカニズム - 目白大学 渋谷昌三
  • 専門家の伝える「正しい知識」はなぜ市民に信頼されないか - 北海道大学 三上直之
  • 震災後の消費トレンドはフロー→ストック→シェア―インテグレート 藤田康人
  • 震災後のネット情報の交信分析―デジタルガレージ 伊藤穰一

といった興味深い記事が多く掲載されています。
三神さんの「これ以上悪化しないという自信はありますか」「被災者の皆さんから元気をもらいました」はプロの情報発信者としてありえない使用文言である、個人の主観的感情が情報価値になるような「クレデンシャル」をマスメディアに所属するどの立場の人間も持ち合わせていない、という指摘とアメリカの大学図書館における情報信頼性評価チェックリスト(簡易版)は参考になりました。
よろしければ手に取ってみてください。
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