ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

自民党HPのトップページが総裁選特集に

しばらくインターネットのアクセスが制限されたところでワークショップに参加していたので、自民党の総裁選へのフォローが遅れ気味なのですが、今日久しぶりに自民党のホームページを見てみると、トップページが総裁選特集になっていました。スケジュールや規約などに加え、ヤフーのみんなの検定を利用した「総裁選検定」がさっそくアップされていました。9月16日14:00〜16:00の公開討論はネット中継もあるようです。
昨年の安倍首相退陣時の総裁選でも、共同記者会見、所見発表演説会での発言のログを公開するだけでなく、動画応援フラッシュを募集したりと自民党はネット対応が進んでいます。一方、民主党のホームページは通常の雰囲気で、自民党に比べると緊迫感に欠けるように見られてしまうかもしれません。民主党は党首選も無投票で、メディアへの露出も少なくなり、存在感が薄まっています。以前に「ガス抜きとしての自民党総裁選とインターネット」で書いたように、自民党が疑似選挙による民意の反映「感」をもたらせば、週刊誌などではいますぐにでもあるように報道されている総選挙も遠のくかもしれません。