ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

自民党が総裁選をネットユーザー投稿で盛り上げ

自民党の総裁選挙が10日告示されました。自民党のホームページを見ると「候補者目撃情報 わたしは●●候補を見た!」「応援メッセージ・質問募集!」という二つのコンテンツがアップされており、ネットユーザーが総裁選に「参加」できるようになっています。
どちらも、YouTubeニコニコ動画に投稿したものを自民党に知らせるという仕組み。どれくらい投稿があるかどうかは分かりませんが、既にあるネットのプラットフォームを利用したことで参加の敷居が下がったのは間違いないでしょう。
「応援メッセージ・質問募集!」の説明文は下記のようなもの。

あなたも“ネット応援団”として総裁選に参加してみませんか―。

自民党では、ただいま候補者に対する応援メッセージと質問を受け付けています。
いただいたメッセージとご質問のすべてを毎日候補者にお届けするほか、党青年局主催・女性局後援により9月16日に開催される「総裁選挙公開討論会」(ネット中継実施)でも一部ご紹介する予定ですので、奮ってご参加ください!

応援メッセージが公開討論で紹介されるというのは、テレビの討論番組のようです。
従来であればマスメディアを通じてしか知ることが出来なかった自民党内のイベントが主催者によって中継されるだけでなく、投稿やメッセージを紹介することで、主催者側が、より「盛り上がり」や「参加感」を創り出すことができる(もちろん、成功するかどうかは別)というのもポイントになりそうです。

【関連エントリー】