サラエボはボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都。多様な文化が入り混じった街で、中心部を少し歩くだけでオスマン朝、オーストリア=ハンガリー帝国の影響を見ることができます。
サラエボと聞くと、紛争時代のイメージがあり、危険なのではないかと思う人もいるかもしれませんが、「紛争中も強盗などの犯罪はほとんどなかった」とガイドさんが言うほどで、中心部を歩いた感じ安全で、店員さんなども親切な人が多かったです。街の中には紛争の後も残りますが、観光客も増えてにぎわっています。旧市街は徒歩で十分まわることができます。
バシチャルシァに並ぶレンガづくりの家。オスマントルコの影響を受けてオリエンタルな雰囲気。お土産も銀細工やトルコ風のコーヒーセット、砲弾に装飾をしてアクセサリーに加工したものなどが並びます。
先ほどの写真と同じ通りを少し歩くとヨーロッパの街のように。
ベデステンと呼ばれるバザール。トルコのグランドバザールを小さくしたかわいらしいものです。
カトリックの大聖堂。数百メートルの旧市街に、モスク、セルビア正教会、シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)が存在しているのもサラエボの特徴。
カトリックの大聖堂と壊れた建物。
サラエボの中心を流れるミリャツカ川にかかるラテン橋。この近くに第一次世界大戦の引き金となったオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子夫妻が暗殺された事件「サラエボ事件」の現場があります。
「サラエボ事件」の博物館前。ツアー客が説明を受けています。
バシチャルシァ広場。右側の塔が水飲み場。ここにもたくさんの観光客とお土産物屋が並びます。
丘の上からサラエボの街を見下ろす。カフェがあり、のんびり景色を楽しんでいます。徒歩では少し難しいですが、タクシーで行くのもいいと思います。