ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

第2回全体ミーティング「文章の構造を学ぶ」を30日に開催します

大学生向けのジャーナリスト育成プログラム「スイッチオンプロジェクト」の第2回全体ミーティングを30日に開催します。内容は、インタビュー取材から記事を作っていくための文章構造を学ぶものです。会場は今回も立教大学の協力を得ることが出来ました。

【概要】
日時:2009年5月30日 14時から20時30分(13時30分受付開始)
会場:立教大学池袋キャンパス

【内容】
見出しワークショップ、文章構造ワークショップ

前回「インタビューを学ぶ」の後、参加学生は企画書を練り上げ、デスクのGOが出たら、取材相手に依頼書を送り、インタビューをお願いしています。
すぐにOKが出た学生もいれば、断られて取材相手を変えた人、粘りに粘っている人などさまざまですが、マスメディアの看板もジャーナリストとしての実績もない状況で、簡単に応じてくれるわけがありません。デスクも支援していますが、社名で簡単に取材が出来る普段の状況が特別なことだと、感じる事もしばしばです。
実際の取材は、一歩進んだように見えても、また押し戻されるような苦しいこともあります。相手から連絡がなく不安になったり、最初は迷惑そうだった相手が趣旨を説明して情熱をぶつけることで親身に対応してくれて感動したり、逆に取材がスムーズに行きそうでいろいろな事情が重なり断られたり…実際に取材活動をすることで学生が成長していっている状況がメールでも伝わります。
企画書、アポ取りからインタビューも大変ですが、読まれる文章を書いていくことは最も難しい最後の山です。ミーティングはその山へのガイダンスになる予定です。

実績のないプロジェクトにもかかわらず、快く取材に応じていただいた皆さん本当にありがとうございます。中には趣旨に賛同して「是非に」とおっしゃっていただける方もいたようです。貴重な時間を割いていただいたことを感謝し、良い原稿が公開できるようにプロジェクト全体で取り組んでいきますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

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