ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

第3回地域SNS全国フォーラムin佐賀に参加します

今週末(10月17、18日)に佐賀県で開かれる「第3回地域SNS全国フォーラムin佐賀」に参加します。恐れ多くもメーンセッションのパネリストです。

地域SNSを斬る!〜今、なぜ「地域SNS」なのか
モデレータ・川島宏一氏(佐賀県最高情報統括監)
パネリスト・上路健介氏(博報堂DYメディアパートナーズ)、鈴木謙介氏(国際大学GLOCOM)、藤代裕之氏(ブロガー) 

地域SNSを専門に研究しているわけではありませんが、フォーラム実行委員会を担当する佐賀新聞牛島さんからお声かけ頂きました。昨年度ドコモモバイル社会研究所の調査でヒアリングさせてもらった、地元佐賀新聞社地域SNS「ひびの」の事例などを交えて考えを述べる予定です。
個人的な地域SNSへの問題意識は下記の記事に近いものがあります。

最近ではこういうニュースもありました

牛島さんのブログ「テサラックのあいだ」には

今回のフォーラムでは、地域SNS万能論ではなく、あえて、今の「地域SNS」と呼ばれる括りに、アンチテーゼを投げかける試みが必要なのかもしれません。その上で、新たな地域メディアに育てるために何が必要なのかといったヒントが探り出せれば、と思います。

と書かれています。
モバイル社会研究所のシンポジウムでも話しましたが、「地域SNSを作れば地域が活性化する」といったスローガンめいたものや「ブログかSNSか」「ミクシィか地域SNSか」といった論争ではなく、目的のためにメディア・プラットフォームをどう使うかという処方箋が求められているのではないでしょうか。
これからの地域メディアのあり方のヒントが得られるようなフォーラムになるよう、参加者の皆さんと議論を深めてきたいと思います。佐賀ではよろしくお願いします。