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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

受講生による素敵な成果発表、パロディでモジュールライティングの学びを伝える

北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の2009年度成果発表/シンポジウム/修了式が開かれました。各コースから成果の発表があり、担当していた選科Bは、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀(もしくはプロジェクトX)」のパロディで、コースの雰囲気とモジュールライティングの「学び」を伝えてくれました。
単なる番組パロディではなく、プロフェッショナルという番組の構成がモジュール構造で出来ているので、象徴的だったと思います。受講生を代表して博士課程の2人が行ったプレゼンはUstreamの録画で見ることが出来るので、流れをブログで紹介します。画像は選科Bの受講生がつくってプレゼンにも利用したPPTです。
オープニングとエンディングには「Progress」を、『』は橋本さとしさんの語り口を真似て読んで頂けると雰囲気が出るかと思います。


『一人の男がいた。藤代裕之。さまざまな肩書きをもつこの男にはひとつの信念があった。モジュールライティングである』『彼と選科B講師陣が提唱するこの理論は、単純明快、かつ効果的なものだった』

『モジュールライティングの汎用性は高い。これならさまざまな文章に応用できる。我々選科B生は北大教員のインタビュー記事を書く試みを行なった』

『まず始めに、誰に取材するのか、なぜその人を取材するのか、どのようなバックグラウンドを持っているのか、などを考え取材計画を作成した』

『その次に、はじめまして私は○○ですという取材依頼書を書いたが、講師陣の添削によって真っ赤に染まった』

『インタビューしながら、研究者の中にある熱い思いをどうにかして伝えたい。そんなことを思った』

『インタビューを終え、記録を元に文字に起こす。2時間近くに及ぶインタビュー、文字数は膨大だった』『この段階でやさぐれ、酒に手を出した受講生も少なくない』

『しかし、藤代は決して妥協しない。お前たち、この程度で記事をかけるとは思っていないだろうな。そんなお前たちには選科B虎の穴に行ってもらう必要がある』

『合宿だ!!』

『残暑の中行なわれた合宿。記事はいまだ書かせてもらえず、ひたすら構成のダメだしと推敲が深夜まで続いた』『藤代は妥協しない。うろたえるなキーボードを叩け』『キーボードを叩き続けて数時間、はっとした。書くべき内容が磨かれていくのが手に取るように分かったのだ』

『とうとうひとつの記事を書き上げた。モジュールライティングに基づく構成はインタビューの際にも効果を発揮した』

『藤代の提唱するモジュールライティングを信奉するものは、今後も確実に増えていくだろう。今年度でその人数はエグザイルの人数を超えた…』

プレゼンの後、会場の参加者からは「パロディの中に、しっかり成果が表現されていて面白かった」とおっしゃっていただき、ツイッターにも「受講してみたい」という反応がありました。選科Bの厳しくも、楽しいスタイルは間違いなく伝わったと思います。「No module, no life」!(笑

これで、2008年春から担当してきた選科B・サイエンスライティングも一区切りです。今年度は前期の数コマしか担当していないにもかかわらず、受講生から「愛」のあるプレゼンをしてもらえるというのはとても嬉しいです。皆さんありがとうございました。これからもそれぞれの道で切磋琢磨していきましょう。

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