ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

「ネットの未来カンファレンス」がマイコミジャーナルで紹介されました

マイコミジャーナルさんが技術的優位性がなくなったとき、日本はどうする? - gooラボ ネットの未来カンファレンスと題して、メインセッション「ネットの未来放談・大喜利」の一部を紹介してくれました。
猪子さんの「コミュニケーション能力はいらない」「先進国の優位性は文化」発言も話題になっていますが、森さんの「仕事が無意識のうちにグローバル化している」という指摘、猪子さんや楠さんの「ネットは西洋的な思想や意思決定プロセス、組織と愛称が悪い」「日本的なものが情報社会と相性がいい」という部分も興味深いものでした。
技術、働き方、組織論から思想まで、幅広い話題についてパネリストの意見を交わしながら、コメントを引き出す司会としても、とてもワクワク、刺激的な体験でした。「これからは引き算」「PC画面の外」というキーワードもネットの未来を考えるにあたり非常に示唆的でした。
ちなみに、ウクライナのエンジニアとの交渉の話などは、「どうやって交渉する?信頼する?」みたいな話から、「とにかく仕事をしてみて、信頼できるか見極める目を養う」となったのですが、これは最近はてなブックマークで話題だった日経ビジネスオンラインの山岸俊男北海道大学教授のインタビュー記事信頼社会への近道は「損して得取れ」に通じる話だと感じました。

【関連エントリー】