ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

久しぶりのブログ更新です。憲法改正と自衛隊について少し

仕事が忙しかったり、体調を崩したり、海外旅行に出かけていたり… さまざまな理由でブログ更新がストップしていましたが、久しぶりに更新です。

自民党が開いた「メルマガ・ブログ作者との懇談会」なのですが、お誘い頂いていたのに当日キャンセルしてしまいました(事務局の方にはお伝えしたところ丁重なお返事をいただきました)。今回は憲法問題がテーマで、参加された方のブログを読んでも充実していたようなので、残念です。懇談会の模様は絵文録ことのはの松永さんの詳しいリポートがありますのでそちらをご覧ください。
憲法改正では9条の扱いに関心が集まっていますが、個人的には改憲=戦争(あの時代に戻るとか)、護憲=平和のようなレッテル張りが一部政党やマスメディアによっていまだに行われていることが理解できません。現実的に自衛隊は戦闘可能な「軍」であるにもかかわらず、長年憲法の拡大解釈によって中途半端な存在にしてきました。

記者時代に海上自衛隊の基地を担当していた関係で自衛隊の幹部と話す機会もありましたが、存在が認められない子供のような立場で屈折した気持ちが自衛隊にある(だから、災害派遣とかに一生懸命になって。「自衛隊すごい」と言われるとすごくうれしいそう)と教えてくれたことがありました。私は幹部に「憲法を改正して国民が非武装を選んで、自衛隊が世界的な災害派遣部隊=サンダーバードになれ、と言えばどうしますか?」と聞いたのですが、「国民が望むならやります。やりがいもありそうですね」と笑っていました。話の実現度は低かったと思いますが、真正面から「自衛隊論」を議論できたことに幹部はうれしそうでした。

憲法改正では、自衛隊や9条以外にも語るところはたくさんありそうです(まだまだ不勉強です)。幅広く、さまざまな角度からタブーのない議論が行われることを望みます。

きみはサンダーバードを知っているか―もう一つの地球のまもり方

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