ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

11月28日の仙台キャラバンに向け始動

3月から8月まで127日間にわたって行われた第一期スイッチオンプロジェクトですが、9月末に反省会と新たな学生運営委員が加わった合宿を行い、始動しました。
合宿でPJの成果やノウハウを伝える「キャラバン」を春に行うということになり、11月28日(土曜日)に仙台でプレキャラバンを実施することになりました。タイトルは「磨こう!思いを「伝える」スキル〜誰もがジャーナリストになれる時代に〜」で、①どなたでもご参加いただけるシンポジウムと②大学生・大学院生を対象にしたライティングワークショップを行う予定です。

先週末には、キャラバン準備のために学生運営員を対象にした難波デスクによるファシリテーション講座が行われました。
「おもてなしの気持ちが大事」「何を持って帰ってもらうのか考える」といったファシリテーションの心構え、必要な道具(水性マーカー、ポストイット、タイマーとベルなど)、設計から雰囲気作りや人との距離、進行中の参加者の観察、事前準備やタイムマネジメントの大切さなど、実践的な3時間の内容で、私にとっても大変勉強になるものでした。
運営委員からは「楽しかったけれど、ファシリテーションを忘れて没頭してしまった」「やってみたら大変」「自分も相手も変化していく」「日常の中でも学びがありそう」「ワクワクを伝えていきたい」などの感想がありました。
仙台キャラバンでのライティングワークショップは、午前9時から午後8時まで一日をフルに活用して行います。「モジュールライティング」を活用した講座を受けた後、PJのデスクやマスメディアの若手記者と一緒に、取材から執筆、ネットでの公開までを体験するものです。PJからは、磯野、坪田、美浦の各デスクが東京から参加する予定です。
どのようなことができるのか、仙台の大学の研究者や大学生、新聞社、NPO関係者の方々とイベント内容について話し合っているところです。シンポジウムの内容や登壇者についても交渉中です。決まり次第、このブログで紹介していきます。