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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

ミドルメディア時代の到来

佐々木俊尚さんの「2011年新聞・テレビ消滅」 を読んで内田樹さんが「ミドルメディアの時代」というエントリーを書かれていました。ミドルメディアは、2006年末に日経IT-PLUSのコラム、「炎上」の発火源?・マスコミとブログつなぐ新メディアの台頭で、概念として提示したものです。タイプもプラットフォーム型と編集型の2つを考えました。

プラットフォーム提供型(ユーザーが参加して記事やサイトのランキング、重要度などを評価していく。ソーシャルブックマークやソーシャルニュースなど)
編集型(編集者が情報をさがし、価値があると判断した情報をユーザーに紹介する。J-CASTニュースやまとめサイトなど)

当時はネット社会の進展によってマスメディアが完全になくなり、パーソナル化するのではないかという意見も多く、マスメディアがなくならず、マス・ミドル・パーソナルの3つのメディアとなる、という意見は批判もありました。
2007年にはWikipediaにも登録され、佐々木さんの本に取り上げられ、ミドルメディアを名乗るサービスも出ています(例えば・サーチナさん。担当者の方が「名乗っていいか?」と確認のために尋ねてこられたのには驚きました)、提示した概念が広く使われるというのはとてもありがたいことです。
ただ、広まるにつれて色々な使われ方がされるようになっています。厳密な定義を行っていないこともあり、インターネット上のメディアをすべてミドルだと紹介しているものもありましたが、ヤフーのようなポータルサイトはマスメディア(電通が発表している四マスには入っていませんが)だと考えています。IT-PLUSでは継続的にメディアの状況をレポートしていますが

GIGAZINEやCBニュース、ITメディアのそれぞれのブランドはミドル、ライブドアやITメディア全体はマスと、相対的に考えることも出来ますが、今後も広く使われるようであれば、ターゲットや利用者数などで、もう少し定義をしたほうがよいのかもしれません。