ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

「Computation+Journalism 2017」でゼミ生がポスター発表を行いました

ノースウェスタン大学で開催された「Computation+Journalism Symposium 2017」でゼミ生がポスター発表を行いました。タイトルは「Cleansing, Organizing & Training: Two Guidelines for Generating Attractive News Headlines for Social Media」、NTTコミュニケーション科学基礎研究所(CS研)と行っている共同研究の成果です。

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「Computation+Journalism」は昨年に続いての参加です。この会議は、データジャーナリズム人工知能による記事生成といった、テクノロジーとジャーナリズムが融合した分野の研究成果や実践が発表されます。ジャーナリズムスクールの「Medill」に加え、工学系の「McCormick」の先生からもウェルカムスピーチがありました。

今年は「フェイクニュース」がテーマということもあり、ファクトチェック関連のパネルが2本設定されていました。

1日目のキーノートは、ワシントン・ポストのchief product and technology officerによる「Journalism and technology: Big data, personalization and automation」。一つ一つの取り組みに目新しさはないものの、サイトの構築、広告の最適化など、やるべきことを徹底していることが分かるプレゼンテーションでした。

縦軸がExcellence in Journalism、横軸がExcellence in Engineering、ワシントン・ポストはどちらもHIを目指すという図が提示されていたのも印象的でした。ポインターのサイトに記事が掲載されていたのでご紹介しておきます。

www.poynter.org

2日目のキーノートは「The spread of misinformation in social media」。ソーシャルメディアの拡散のモデル、botの検出などについて網羅的に説明があり、我々の研究関心に近いこともあって大変参考になりました。誤情報の追跡を視覚化することが出来るHoaxy(参考、Hoaxy: A Platform for Tracking Online Misinformation)が公開されていますが、日本語は未対応のようです。

ちなみに会場は「Medill」ではなくMBAのトップ校「Kellogg」のエリア。コーヒーもランチのお皿もケロッグロゴ入り。ポスター&デモセッションの会場は3月に出来たばかりの新校舎「Kellogg Global Hub」でした。建物すごかった…

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昨年の「Computation+Journalism 2016」の様子はこちらから。

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