組織や媒体、ベテランや若手といった立場を超えてジャーナリスト同士が切磋琢磨する場、「ジャーナリストキャンプ2010 -伝えるためのスキルを学ぶ-」は、ゴールデンウィーク期間中にも関わらず定員40人の申し込みがありましたが、「参加したい」「スケジュールを調整している」という声が寄せられているため、あと5名の申し込みを受け付けます。応募が達した時点で受付を自動的に打ち切りますので、検討中の方はお早めにお申し込みください。
現状の申し込み状況を業種別と年齢別にしてみました。
<業種別>
- 全国紙・通信社 4人
- 地方紙・業界紙 12人
- フリーランス 7人
- 研究者 6人
- PR会社 2人
- TV局 1人
- 学生運営 8人
<年齢別>
- 20代 12人
- 30代 18人
- 40代 6人
- 50代以上 4人
私が地方紙出身ということもあり、地方紙が最も多く、フリーランス、学生運営と続きます。北海道、東北、中国、四国など全国から参加申し込みがありました。昨年度まで講義を担当していた北海道大学のCoSTEPからも修了生が申し込んでくれました。
年齢別は20代が多いのは学生運営がいるためで、実質は30代が中心。50代以上も4人おり、幅広い年齢層となっています。30代の多さは予想以上でしたが、参加理由にはマスメディア(特に新聞)の将来を考える、自分が何が出来るか見つめ直してみたいというものが多く、現場での悩みも伝わってきます。ついつい愚痴や批判になりがちな飲み会ではなく、伝えることに真剣に向き合い、真剣な議論から、業界や世代を超えた絆が生まれることを願っています。
週明けには受付(もしくは、実績不足や趣旨と違う場合はお断りの場合もあります)のメールを差し上げます。既にお申し込みの方はしばらくお待ちください。
- スイッチオンPJは、昨年度、春から夏にかけて127日間に及ぶジャーナリストやエディター15人と大学生・大学院生41人が記事を作り上げるプログラムを行い、その成果としてgoo ニュースに23本の記事を掲載しました。活動は朝日ジャーナリスト学校が発行する「Journalism 11月号」(2009年)に寄稿した「ジャーナリスト教育の新たな試み 記者と学生の127日間 スイッチオンプロジェクトの実験」にまとまっています。