ジャーナリスト同士が、メディアや組織を超えて切磋琢磨できる「場」をつくっている「スイッチオンプロジェクト」の学生運営委員とアドバイザーが2010年度の活動を前にキックオフ合宿を行いました。既に学生運営のブログもアップされています(夏イベントへ向けて運営キックオフ合宿開催!)。
昨年度は、春から夏にかけて127日間に及ぶジャーナリストやエディター15人と大学生・大学院生41人が記事を作り上げるプログラムを行い、その成果としてgooニュースに23本の記事を掲載しました。さらに、仙台で東北大学の協力を得てワークショップとシンポジウムを同時開催、浜松でNPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴとのコラボレーションでライティングワークショップ、春休みに大学生・大学院生向けに文章力講座を開催しました。
2010年度は、希望の声が多かった実務経験者向けのワークショップ「ジャーナリストキャンプ」を実施します、大学生・大学院生向けは夏イベントとして規模を拡大、ジャーナリスト体験が出来る合宿と昨年同様のデスク指導があるアドバンスコース(合宿参加者から選抜)を用意。主な取り組みは以下の通りです。
- ジャーナリストキャンプ2010(5月4、5日)
- 夏合宿に向けたシンポジウム(6月5日)
- ジャーナリスト体験合宿(仮)大学生・大学院生向け(8月6-8日)
- アドバンスコース(8月-)
また、これ以外にも浜松で行ったような、他団体とコラボレーションしたワークショップやシンポジウムも随時開催していきます。ジャーナリストキャンプは間もなく募集を開始します。参加者自らが考え、学びあうことを目的としたワークショップです。記者、ライター、エディター、企業や自治体、NPOの広報やPR担当者など「伝える」ことに関わり、真剣に考えている方のご参加をお待ちしています。
【関連エントリー】
- 「ジャーナリストへの挑戦、記者と学生の127日間」が終わりました
- スイッチオンPJについては朝日ジャーナリスト学校が発行する「Journalism 11月号」に寄稿した「ジャーナリスト教育の新たな試み 記者と学生の127日間 スイッチオンプロジェクトの実験」がまとまっています。
- 朝日ジャーナリスト学校「Journalism」11月号にスイッチオンプロジェクト掲載!(学生運営ブログ)