ガ島通信

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復活した世界水鉄砲選手権(水鉄2009)を見に行ってきた

「世界水鉄砲選手権?なんだそりゃ?」という声が聞こえて来そうですが、徳島新聞で若者向け紙面「ニチヤン」を改革したときに、新聞社の仲間や地元のタウン誌「タウトク」さんと一緒に作ったイベントです。2004年に初めて行われ、今回は2年ぶりに復活ということで、徳島市の小松海水浴場に差し入れを持って見に行ってきました。

その名の通り、水鉄砲で頭にかぶったヘルメットについたマト(金魚すくいの枠と紙を利用)を打ち抜くというもの。やってみると病み付きになる面白さで、イベントスタート当時は当たり前ですが誰も知らないので、会場でデモをやっていると、海水浴に来ている人が「面白そうだから」と参加してくれるという感じでした。

陣地に分かれていて、中央に水汲み場が用意されているので、水を汲むタイミングが重要になったりします。コートの広さやルールは、大学生に手伝ってもらい、シミュレーションを行い決めていきました。シンプルですが、案外チームワークや戦術が重要になります。

まだまだ手作り感があるイベントですが、スタート時にくれべれば、簡易ですがステージも作られ、富士通やNTTドコモのテントもあるなど、整備されてきています。

2004年の時はなにもかも手探りで、ベニヤ板をホームセンターで買ってきて、会社の空いている会議室を借りてトーナメント表を工作、朝からトラックをレンタルして運び込んで、会場を設営していました。二年目に会場を設営していたときに、既に人が来ていて「今年もやるんですか?」「まだ受付しませんか?」と言われたときにはとてもうれしかったのを思い出します。
復活を機に全国で地区予選が行われ、小松海岸が「水鉄」の聖地になったりするといいですね。
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「ニチヤン」の改革については以前にIT-PLUSのコラムに書いています。