自民党のメディア戦略と総裁選後の支持率
麻生内閣が発足して、新聞・テレビ各社から支持率が発表されました。45%から53%の間ですが、福田内閣発足時よりは10ポイントほど少ないスタートです。
- 麻生内閣支持率44.6% 福田内閣下回る(産経新聞)
- 麻生内閣:支持45% 発足時、前政権比12ポイント減(毎日新聞)
- 麻生内閣支持48% 比例投票先、自民が民主上回る(朝日新聞)
- 麻生内閣支持49.5%、「福田」発足時下回る(読売新聞)
- 麻生内閣、支持率53% 衆院選の支持、自民と民主伯仲(日経新聞)
日経IT-PLUSのコラム「ヤフーやYouTubeとも連携・自民総裁選で進むネット利用の効果と限界」で自民党のメディア戦略(ネットにフォーカスしていますが…)について
今回どことなく反応が鈍いのは、5人の総裁選候補者の姿勢が有権者に透けて見えているからだろう。受け手は直感的に本質を見抜く場合もある。ネットを利用した「擬似選挙」が成功したかどうかは、総裁選後の内閣支持率で結果が出るだろう。
と書いた否定的な見通しは当たったようです。
ただ、毎日新聞によると、政党支持率は自民、民主両党が24%だったものが自民28%、民主党22%になったということで、それなりの効果もあったのかも(ただ、これはコラムにも書いたけれど民主党側のマイナス要素が強いように思う)。