ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

モバイル社会シンポジウム2008「モバイルが越えるシステムの境界」に参加します

NTTドコモモバイル社会研究所が、3月6・7日に明治記念館で開催するモバイル社会シンポジウム2008「モバイルが越えるシステムの境界に出席します。セッションは、6日15:30-16:40の「越境する地域 ヴァルネラビリティと編集−地域情報化戦略の新展開− 第二部」です。
概要は下記の通り。セッションチェアの河井先生にお誘いいただき、メンバーに加えていただいた地域情報リテラシーに関する研究会の報告となります。
私からは、ブログやSNSといった新しいメディアの登場で地域という枠組みがこれまでのリアルのエリアを越境しているという状況を踏まえ、地域ブログ・SNSや地方紙、さらに携帯電話の役割はどうなっていくのか、これらのメディアをどのように地域の情報化の中で活用していけばいいのか、といったアプローチで話してみたいと思います。

越境する地域 ヴァルネラビリティと編集 −地域情報化戦略の新展開− 第二部
【概要】
地域でのコミュニティ活動は、散在して連携が行われていないことや、活性化に寄与しないという課題を抱えている。第一部の議論を素材に、人々のヴァルネラビリティと情報の編集という視点で、「現場」とは何だったのか、研究会のメンバーで紐解いていく。そして、地域経営に有効な情報リテラシー涵養のための地域情報化戦略を検討する。
【登壇】
セッションチェア:
河井 孝仁 (東海大学文学部広報メディア学科准教授)
パネリスト:
原田 博子 (特定非営利活動法人はままつ子育てネットワークぴっぴ理事長)
三浦 伸也 (独立行政法人防災科学技術研究所客員研究員)
藤代 裕之 (NTTレゾナント、ブログ「ガ島通信」運営)
池上 輝幸 (北山村観光産業課専門員)
遊橋 裕泰 (モバイル社会研究所主任研究員)
会場バーチャル・ディスカッション:
石崎 方規 (特定非営利活動法人佐賀県CSO推進機構理事・事務局長)
前川 道博 (長野大学企業情報学部准教授)
後藤 洋樹 (モバイル社会研究所

他のセッションも非常に興味深い内容で、7日には先日トークした荻上チキさんやWIRED VISIONの連載などで活躍されている濱野智史さんの対談「フィルタリングを求める社会とゾーニングの未来」もあります。
平日ですのでスケジュールの合う方は少ないかもしれませんが、無料ですのでよろしければご参加ください。

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