グーグルの時価総額が2兆円減少
Googleの時価総額が減っています。「米グーグル株が急落・3営業日で時価総額2.3兆円減」(NIKKEI NETより)
インターネット検索最大手、米グーグルの株価が急落している。20日の終値は前日比36.99ドル(8.47%)安の399.46ドルで年初来最安値を記録。昨年11月16日以来、約2カ月ぶりに400ドルを割り込んだ。3営業日で時価総額は200億ドル(2兆3000億円)減った。
3日で2兆円です。すごいですね。グーグルの無料サービスを支えているひとつの要因が株高、時価総額でしょう。ライブドアを批判してもグーグルは「違う」と言っている人が案外多いのですが、本業以外の「錬金術」で本業の資金を調達というやり方は同じなのではないでしょうか。
さらに、グーグルはアメリカ政府からの訴訟も抱えることになりました。「米政府、グーグルなどに召喚状--検索キーワードの開示を要求」(CNET Japanより)。このような圧力は、インターネットの影響が無視できない状況まで来ていることの裏返しでもあります。これから、世界的にインターネットが官僚や政治による「管理」フェーズに入っていくのは間違いないでしょう(ちなみに、ライブドアはネットではなく錬金術の手法が「管理」から逸脱していたから狙われたのでネット「管理」ではないと思う)。