ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今年も奈良先端大でワークショップを行います

大手町ビジネスイノベーションインスティテュート(OBII)は、昨年に続いて奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)の公開プログラム「研究開発型ベンチャー戦略提携論」でワークショップを行います。学生だけでなく一般にも公開されていますので、科学技術の事…

秋葉原事件について月刊アスキー誌上で荻上さんと対談しました

「月刊ascii(アスキー)2008年09月号」で秋葉原事件について荻上チキさんと対談しました。タイトルは「ネットの野次馬」VS.「マスコミ」事件報道激変のゆくえ。リードは以下の通りです。 社会に衝撃をもたらした無差別殺傷事件は「ネットの力」を見せ付けた事…

フォーラム「表現の自由が危ない」にパネリストとして参加しました

京都で行われた文化フォーラム「表現の自由が危ない」(主催・関西MIC、京都MIC)にパネリストとして参加しました。 名誉毀損でオリコンに訴えられたフリージャーナリストの烏賀陽弘道さん、テレビ番組での発言で安倍元首相の秘書から訴えられた朝日新聞の山…

札幌市円山動物園におじゃましています

北海道大学の科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の「選科B演習(サイエンス・ライティング)」の授業で札幌市円山動物園におじゃましています。 30人近い受講生のために会議室を提供して頂き、動物園スタッフの皆さんへの取材手配もしていただき…

通信簿によると「影の支配者」らしい

本日gooラボに「ブログ通信簿」というサービスがリリースされました。コンセプトなどお手伝いしたので、よろしければお試しください。 NTTが開発した技術を利用してブログ記事を分析、ブロガーの性別や年齢、影響度などを推定することが出来るのですが、普通…

ジャーナリストとメディア(媒体)は切り離して考えたい

楠さんのエントリー「マスコミから遠く離れて」を読んで、ある新聞記者のことを思い出しました。その記者は公務員の不祥事を追いかけていましたが、新聞社は官庁との軋轢を恐れて記事掲載に及び腰になっていました。嘆く記者に、私は「伝えたいことがあるな…

第3回OBS「MITエグゼクティブMBAで見たもの」開催します

大手町ビジネスイノベーションインスティテュート(OBII)では、8月1日(金曜日)午後7時半から、第3回大手町ビジネススクール(OBS)を開催します。MIT(マサチューセッツ工科大学)のエグゼクティブMBA(MIT Sloan Fellows)を修了したゲストを招いて体験談をお伺…

ジャーナリズムに関わる人に「ニュースキャスター エド・マローが報道した現代史」

アメリカのニュースネットワークCBSでキャスターを務めた「テレビ・ジャーナリズムの父」と呼ばれるエド・マローの評伝「ニュースキャスター エド・マローが報道した現代史」はジャーナリズムに関わる人に読んでもらいたい本です。新たな媒体が生まれれば、…

読売新聞「時代を開くブロガー」に取り上げていただきました

読売新聞文化面の連載企画フロント4「時代を開くブロガー」に、橋本大也さん、荻上チキさんとともに紹介していただきました(4人目は22日掲載、小飼弾さんでした)。見出しは「メディアの現状 鋭い視点で」です。 記事は、新潟県中越地震で感じた「双方向コ…

「ネット集合知時代のリレーション」情報の非対称戦にどう対応するか

日本広報学会の自由研究報告書「ネット上の集合知情報源の有用性-大学生の就職活動時の情報探索と企業広報のあり方-」が発行されました。就職活動の際に、大学生がどのような情報探索をインターネットを使って行っているかを調査したものです。研究報告とし…

札幌市円山動物園での取材を前に企画を考える

5月からスタートした北海道大学の科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)の「選科B演習(サイエンス・ライティング)」での講義も5回目となりました。次回は札幌市円山動物園にお願いして取材させてもらえることになっているので、企画を考えて取材依…

毎日新聞「Wai Wai」問題と私刑化する社会とネット時代の企業広報の視点

毎日新聞の英語版サイト「Mainichi DailyNews」のコーナー「Wai Wai」で変態的ニュースを5年近く配信し続けていた問題は、「私刑化する社会」の代表事例となりそうです。パブリックを背に「社会的な問題」を追求するのはマスメディアだけでななく、ネットメ…

「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」シンポジウム終了しました

このブログでも告知していた、情報ネットワーク法学会デジタルジャーナリズム研究会のシンポジウム「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」は終了しました。参加者は、学会員、ネットユーザー、新聞記者や研究者の方など約40人。…

公開シンポジウム「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」

7月5日(土)午後2時から上智大学11号館411号室で「アキバ事件で考える〜目撃ネット情報の使い方と報道・表現の自由」と題した公開シンポジウム(情報ネットワーク法学会デジタルジャーナリズム研究会主催)が行われ、私もパネリストとして参加します。会員…