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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

スキルを生かした被災地の課題解決ツアーの打ち合わせに南三陸と仙台に行って来ました

ボランティアつなぎサービス「skillstock(スキルストック)」のチームは、NPO法人「ボランティアインフォ」の大藤さんの案内で被災地をまわってきました。
目的はスキルを活かして、被災地で活動する団体の課題を解決するバスツアーの協力依頼と打ち合わせです。訪問したのは南三陸町の「NPOみらい南三陸」、仙台市若林区の「御町五丁目公園仮設住宅」、仙台市内のみなし仮設で活動する「マートル」、「Dandeらいおん」で、各団体ともに関心が薄れていく中で、自立や持続的な活動についてのお話が出ていました
高速バスで仙台に集合。早朝に出発したので石巻と南三陸をまわり「みらい南三陸」さんに伺いました。防災対策庁舎には視察のバスが訪れていました。

高台から見下ろした南三陸の町。こちらではフランスから来たグループが視察していました。被害の大きな三陸沿岸の被災地を初めて見たチームメンバーもいて、大きなショックを受けたと話していました。ただ、「自分の目で見る事ができて良かった」とも。まだ、家の土台だけが残る町も被災地のひとつの現実です。

ここからは各団体の活動と打ち合わせを簡単に紹介します。

三陸戸倉の仮設住宅を拠点に「女性が元気だと家庭が明るくなり、地域も活気が出る」と活動。地元産わかめの出荷、被災地の人の声を集めた書籍『南三陸町からの手紙』を出版、お花見の開催など仮設住宅でのコミュニケーションにも取り組んでいる。笑顔の素敵な代表の下山さんと大藤さん。

仮設住宅の女性たちが小物をつくる。現在7人。支援で届いたミシンで自宅作業できるので子供がいる女性もいる新たな作品づくりにも取り組む。布の買い出しなども気分転換になる。作っても買ってくれるのかという不安、継続的な販路に課題。女性たちがつくった巾着や財布など。

仙台市若林区の沿岸部で被災した女性の手芸団体。モールで販売したり、イベントに出展したりしている。活動者は民間借り上げ住宅に住んでいる方が多く、活動拠点の確保が課題。企業からの支援もあるが、一度に大量に作る事は難しい。被災地の支援の意識は薄れているので今年一年と考え、自立を模索している。

夏祭りや花火大会といった日常的なイベント、子供向けの紙芝居に取り組む。「後世に話し言葉として残したい。防災・減災に役にも立つはず」被災の語り部事業を始めたばかりで、育成や事業化のノウハウが必要。
貴重な時間を割いての打ち合わせでしたが、各団体の皆さんにはスキルを生かしたツアーにも関心を持って頂きました。また、みらい南三陸さんからは口コミで人気のわかめと書籍を、御町五丁目公園さんからは財布などの小物を頂きました。ツアーについては、各団体やバス会社などとも打ち合わせを行い、なるべく早く発表ができるように進めて行きます。
【メディア掲載】

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