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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

『発信力の鍛え方』の出版記念イベントとそこで話した将来の目標「地方にジャーナリストの学校をつくる」こと

代表運営委員を務める日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の仲間が中心となり、昨年9月に出版した「発信力の鍛え方 -ソーシャルメディア活用術」の出版記念イベントを開いてくれました。たくさんの方に来て頂き、とても嬉しく思います。本当にありがとうございました。

細川さんによる乾杯の挨拶は、本の見所と伝えたかったことを見事に要約してくれたものでした。
大切なことは、終章「人とつながる」の部分にある、「ソーシャルメディアを使って発信するといいことが起きる」と書いてあると話してくれたのですが、この部分は編集部に一度は削られそうになったところでした。
朝日新聞の平さん司会による質問コーナーもあり、本に限らず色々な質問を受けました。平さんは私との出会いとブログのエピソードを調べてくれていました。質問の中で「藤代さんは何をやりたいんですか?」というものがいくつかありました。徳力さんからは「転職パーティと思ってきたのに(笑)」などと突っ込まれたので、「地方にジャーナリストを育成する学校を作る事だ」と話しました。たくさんの人がいる前ではっきりと話したのは初めてかもしれません。
この目標は、徳島新聞時代やブログを書いて東京に転職してきた頃には考えられなかったものです。人は実現できること、想像できる範囲でしか、物事を捉えられないのだと改めて思います。ソーシャルメディアでの発信や仲間といくつものプロジェクトを進める中で、自分も成長してきたのでしょう。
初めて大学で教えるという経験をした北海道大学CoSTEP、学習院大学や早稲田大学大学院(は来年度もあります)での講義。スイッチオンからJCEJへ、ジャーナリストキャンプやエデュケーション・フォーラム、WOMJのガイドライン策定、東日本大震災での情報ボランティア支援活動、そして調査研究や学会発表など、たくさんの機会を頂けたことに感謝しています。
発信力の鍛え方 (PHPビジネス新書)
バラバラに見える活動かもしれませんが、誰もが情報発信できる個人に焦点を当て、ジャーナリストという言葉を広くとらえ、その可能性を探って来ました。それは「発信力の鍛え方 -ソーシャルメディア活用術」を書いた問題意識でもありました。
点と点が線がになるという話をしたのはスティーブ・ジョブズですが、自分では分からないときもあります。そんな時に改めて気付かされてくれるのも仲間や先達からのコメントです。地方紙出身で、地方からの情報発信へのこだわりは、東京を拠点にするようになっても変わらず持ち続けてきました。
好奇心からついつい色々なプロジェクトに首を突っ込んでしまうのですが、震災から一年となる3月11日を前に体調を崩し、何をやるかを考えたこともあり、目標をはっきりとした言葉で皆さんの前で話ができたのだと思います。
JCEJでは4月末に広島で若手向け「ジャーナリストキャンプ」を、夏には中堅向けキャンプを地方で開催予定です。目標に向かって少しずつ進めてきますので、これからも引き続きご指導をよろしくお願いいたします。
イベントの様子を写真で少しご紹介します。会場は青山のおしゃれなカフェでした。

写真を見て参加された皆さんが笑顔のものが多かったのも嬉しいことでした。

ムチャぶりな司会を引き受けて頂いた平さんによる新刊「朝日新聞記者のネット情報活用術」紹介。イベントに参加していたライバル社の社内研修で話をすることになったそう。

尊敬する多摩美術大学の佐藤達郎さんとの一枚。達郎さんの「自分を広告する技術」は就職活動を控えた大学生にぜひ読んでもらいたい一冊です。

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