ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

「Entrepreneur Gathering 2012」で日本ジャーナリスト教育センターについてプレゼンしてきました

Entrepreneur Gathering 2012 -After 3.11 起業家精神が未来を拓く-」で、日本ジャーナリスト教育センター(Japan Center of Education for Journalist)の取り組みについてプレゼンをしてきました。
プレゼンの様子を、昨年夏のジャーナリストキャンプ2011飯南に参加してくれていた、島根のNPO法人「てごねっと石見」の田中理恵@rietana さんが撮影してくれていました。

5分間のショートスピーチが始まる前はとても緊張して、手に汗がにじんでました。「Entrepreneur Gathering 2012」に参加しているのは社会企業家やNPO関係者、その分野に関心がある学生の皆さんで、いつも話している場所とは違う雰囲気で、話す内容が興味を持ってもらえるか、不安があったからです。
プレゼンでは、JCEJでは新聞記者やPRパーソンが、伝える技術を持ち、メディアを経営できる「Entrepreneurial Journalist」として学びあっていること。NPOや地方新聞社とのコラボレーションでワークショップなどの活動を行っていること。批判するのではなく、社会やメディアを変えていくために、一人ひとりがジャーナリストになり、発信していくことの大切さを話しました。
他のプレゼンは、地域や生き物など社会の問題解決に直接取り組んでいる中で異色ではありましたが、ブースを出して説明するコネクト&コラボレーションには、研究者や大学生、地方自治体、企業の方など多くの方にお越しいただきました。
3月3日に東海大学で行う「ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラム」に参加します、という方もいらっしゃいました。
「記者(マスメディア)ではないけれど参加していいのですか?」という質問もあったのですが、フォーラムの講師陣に既存マスメディアの人はたった一人(NHKの人気番組「プロフェッショナル」や「サラリーマンNEO」の立ち上げに関わった有吉さん)。リサーチャーや建築家、研究者などなど、テーマも「コミュニケーションデザイン」「イノベーション」といったものものあります。どうすれば、もっと伝わるのか、人とつながれるのか、そんな関心を持っている人はぜひ参加してください。
新しい人や考えに触れるのは、ちょっと面倒だけれど、飛び込むと受け止めてくれる人がいて、新しい考えに気付かされます。「Entrepreneur Gathering 2012」が私にとってそうだったように、多くの方にとって「ジャーナリスト・エデュケーション・フォーラム」も、ちょっと参加しづらくて、不安もあるかもしれません。そんな気持ちを持ったまま来ても、帰るときには有意義な一日だったと思って頂けるようにスタッフは準備を進めていますので、迷っている方がいたらぜひ、ご参加ください。

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