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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

真っすぐであることの大切さ 「Open Network Lab Demo Day」で感じたこと

スタートアップ育成のプログラム「Open Network Lab(ONL)」のDemo Dayを見学するためにデジタルガレージに行ってきました。

ONLは、世界に通じるネットサービスを開発できるエンジニアなどを育成するため、2010年4月にスタート。プログラムの参加者は、3ヶ月、デジタルガレージ内のオフィスやサーバーを利用することが出来、伊藤穣一MITメディアラボ所長を始め著名な起業家やエンジニアによるアドバイスを受けることが出来ます。さらに、修了チームは、国内外のベンチャーキャピタリストや起業家に、プレゼンテーションを行う機会が与えられるというもの。
会場はスーツが多く、ベンチャーキャピタルやサービス事業会社から多くの人が参加していました。Demo Dayでは第1期と第2期のサービスのプレゼンテーションが5分あり、既に投資を受けているチーム、アメリカなどで事業を拡大しようとしているチームもあり。WISH2011でイノベーション賞に輝いた「giftee」は第1期生で、一番最初にプレゼンをしてました。
第3期のチームはこの日が修了ということでプレゼンに審査が行われ、最も熱かった「PIRKA (ピリカ)」が大賞に選ばれました。ピリカは、ゴミ拾いを共有・発信し世界をきれいにするソーシャルネットワーキングサービス。プレゼンが始まったときは会場はちょっと微妙な空気だったのですが…「ゴミを拾うことで、世界がきれいになる」という真っすぐで、真剣なプレゼンは感動的でした。
後で懇親会で、何人かの方と話をしたのですが、ピリカの世界を変えるという大きな枠組みには高い評価がされていました。
ビジネスモデルはまだまだでしたし、ゴミを拾ったことを共有するというアイデアは考えそう、という人もいるかもしれません。大企業だと確実に事業計画の甘さで突き返されるかも。でも、大事なことはビジョンの大きさと、シンプルで分かりやすいこと。もちろんここでプレゼンされているサービスがうまく行くかは誰も分かりませんが、ビジョンに共感して「面白いね!」と言ってくれる人たちがいる素晴らしい場所があることは、確かです。
大手町ビジネスイノベーションインスティテュート(OBII)やgooラボで、アイデアや研究に触れて、カタチにしていくことを支援してきましたが、アーリーステージをサポートする仕組みはなかなか国内に少ないと感じていました(gooラボでそういう仕組みを作ろうと思っていたのですが、至らず残念です)が、最近はスタートアップ支援も出て来て、環境が整って来ていると思います。アイデアをつぶすのは簡単ですが、真っすぐ伸ばすことと本気を問うことがプロデューサーとしては大事です。真っすぐなアイデアが評価される場を色々なカタチで応援して行きたいと思います。

第3期のプレゼンを紹介しておきますので、良かったら試してみてください(希望しないチームのサービスは掲載していません)

ONLでは第4期を募集中だそうです。締め切りは10月31日まで→第4期「Seed Accelerator」を応募受付中です
あと、懇親会でKNNの神田さんと、インフィニティ・ベンチャー・パートナーズの小林さんと盛り上がり、Infinity Ventures Summit(IVS)にも行くことになりました。たくさんのサービスやアイデアに触れ、多彩な人と会えることを楽しみにしています。
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