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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

「顔の見えるメディアに」日本記者クラブでの講演がYouTubeで公開されました

VIS

シリーズ企画「3・11大震災」と題して4月12日に日本記者クラブで行われた講演がYouTubeの日本記者クラブチャンネルで公開されました。
途中地震で揺れたのもノーカットです。内容は、マスメディアとソーシャルメディアの関係変化、課題についです。
最後の質問への回答では、マスメディアは経営面もあり自前主義から脱却し、連携は進まざるを得ないこと、メディアの看板ではなく、顔が見える専門的な記者が信頼を得る時代。安易な官僚や政治批判は権力依存であり、ジャーナリズムも政・官依存から脱却してほしいと話しました。

日本記者クラブのページでの紹介(一部を抜粋)】
シリーズ企画「3.11大震災」で『東日本大震災における、マスメディアとソーシャルメディア』と題して、徳島新聞で記者経験もあるジャーナリストの藤代裕之氏が話した。

NHKやフジテレビがニコニコ動画で、TBSやラジオ福島Ustreamで放送をネットに提供、またNHKがGoogleの「パーソンファインダー」と連携している点、河北新報が紙面をPDFでネットを使って公開するなど、様々な「タブー」が破られた点に注目。これまでの「自社・自前主義」を超えた柔軟性がみられたことを評価した。もはや「ネットとマスメディアは対立する概念ではない」という。

ただし気になる点として、野村総研のネットユーザー調査において、新聞の報道評価が上がりも下がりもしていない点を挙げた。これが意味するのは、『信頼度がはじめから高い』か、『そもそも新聞が読まれていない』かのどちらかかもしれない」として、これについて新聞は今後調査をする必要ではないかと提案した。

さらに今後の課題として、ジャーナリズムが報道すべきニュースは何かを考えるべきと説いた。生活情報や一次情報などは、被災者か否かという情報の受け手によってニュース価値が変わるのではないかと指摘。質疑応答ではマスメディアの信頼度をあげるためには「顔の見えるメディアになるべき」との持論を展開した。