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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

学び合いの場「ジャーナリストキャンプ2010」を開催します(受付終了)

スイッチオンプロジェクトは、5月4・5日に「ジャーナリストキャンプ2010 -伝えるためのスキルを学ぶ-」を行います。組織や媒体、ベテランや若手といった立場を超えてジャーナリスト同士が切磋琢磨する「場」です。問題意識を持つ数名の特別ゲストも予定しています。既存マスメディアだけでなく、ネットニュースの記者や企業広報担当者、ブロガー、研究者など幅広い方を対象にしています。伝えることに真剣に向き合いたい方、技術を向上させたいと思っている方の応募もお待ちしています。
スイッチオンPJは主に大学生・大学院生を対象にしてきましたが、プログラムの取材や見学に来た新聞社やネットメディアの記者から「学生に混じって自分も参加したい」との声をいくつも頂きました。「マスメディア崩壊」「新聞・テレビ断末魔」など危機は多く伝えられ、新聞や雑誌でのリストラも話題になっています。マスメディアやジャーナリズムのあるべき論は多くありますが、ジャーナリスト個人として考えれば、いかに伝える技術を磨くかも重要なテーマのはず。しかしながら、OJT(オンザジョブトレーニング)中心のジャーナリズム教育は、経験が頼りで、多くの人が情報発信できるソーシャルメディア時代に対応できず、機能不全に陥っています。「反権力」「本物の記者とは」といった、べき論や精神論に傾きがちなプログラムでは技能向上は望めません。スイッチオンPJのプログラムは、まだまだ発展途上ですが、講演や先輩による文章「指導」ではなく、ワークショップによって参加者自らが考える、これまでにないジャーナリスト教育を目指しています。
ソーシャルメディア時代は、情報発信をすれば個人として読者に直面し、力量が問われます。ジャーナリストキャンプは、読者を意識する、異なる立場や多様な視点を理解する、といったジャーナリストの基本に立ち返る機会になるでしょう。会社や業界への批評ではなく、どうすれば「伝わる」のか、参加者同士による真剣な議論から、業界や世代を超えた絆が生まれることを願っています。

□日時、場所など
日時:5月4日(火曜)13時30分から5日(水曜)13時まで
場所:立教大学新座キャンパス、太刀川記念交流会館(東武東上線「志木駅」・JR武蔵野線「新座駅」下車)
募集定員:40名
対象:記者、ライター、企業や自治体、NPOの広報やPR担当者など(実務経験5年以上程度が望ましい。若手、中堅クラスを優先します。実務経験などの条件を満たさない場合は参加をお断りする事があります。あらかじめご了承ください)
参加費:1万5000円(宿泊、夕・朝・昼食、研修費含む)
□スケジュール(予定)
<5月4日>
13:00 受付開始
13:30 ガイダンス
14:00 自己紹介、ワークショップ
18:00 夕食
19:00 ゲスト講師トークセッション
21:00 問題提起を受けたグループディスカッション(議論は深夜に及ぶ可能性がありますので、予めご了承ください)
<5月5日>
7:30 朝食
8:30 ディスカッション結果の発表
10:00 ワークショップ、振り返り
12:00 昼食後に解散
□申し込み(終了しました)
定員を上回る申し込みを頂きました。ありがとうございました。

スイッチオンPJは、昨年度、春から夏にかけて127日間に及ぶジャーナリストやエディター15人と大学生・大学院生41人が記事を作り上げるプログラムを行い、その成果としてgoo ニュースに23本の記事を掲載しました。活動は朝日ジャーナリスト学校が発行する「Journalism 11月号」に寄稿した「ジャーナリスト教育の新たな試み 記者と学生の127日間 スイッチオンプロジェクトの実験」にまとまっています。
さらに、仙台で東北大学の協力を得てシンポジウムを同時開催、浜松でNPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴとのコラボレーションでライティングワークショップを開催しています。詳しくは、下記関連エントリーや学生運営委員のブログをご覧ください。
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