ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

「広報会議」3月号の誤報特集にソーシャルメディア活用の談話が紹介されています

広報会議 2010年 03月号 [雑誌]
月刊「広報会議」3月号の特集:どうする?不本意・誤報対策に、インターネットのリテラシーとソーシャルメディア活用のインタビューが談話として紹介されています。タイトルは「失敗を恐れずに新しいメディアに対する覚悟を持とう」です。
ツイッターや動画中継のリアルタイム情報発信の魅力と注意点、誰もが情報発信できる時代には情報の受け手に加えて、送り手のリテラシーが必要になっていること(マスメディアも例外ではない)などを説明した上で、人間が情報発信する以上100%の完全はありえず、「失敗しない情報発信」ではなく失敗や誤報に向き合っていくことなどを話しています。
特集の「企業広報が語る 私の誤報・不本意体験」は裏話的で面白く読みました。タイトルを挙げると「テレビの編集で前後の話をカットされ、トップの講演が不適切な発言に!」「新聞社がアンチキャンペーン、自分たちは悪くないのに悪者にされてしまう」などです。東海大学の河井孝仁先生が担当されている地域広報の連載では、ツイッターを活用した行政コミュニケーションとして北海道陸別町役場の担当者インタビューが紹介されています。
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