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ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

コーヒーが出た亀井金融相による「もうひとつの記者会見」の概要

亀井静香金融相が10月6日に大臣室で開いた、記者クラブ加盟社を除いた閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者)金融庁のホームページにアップされているので、9月29日の会見概要に続いて記者クラブやマスメディアに関する部分を紹介します。朝日新聞が7日付けのメディアタイムズで「紙コップでコーヒーが振る舞われたという」と書いていたのですが、亀井金融相は「コーヒーまで」と繰り返して発言するなど、記者クラブに対するあてつけの材料に使っているように見えます。
前にも書きましたが、概要は金融庁側が公開している情報であり、断片的であったり、偏っていたりする可能性があります。また、会見は下記ニュースに既に紹介されています。

亀井大臣)これは私主催ですから、私も時間が限られるから、財研の記者クラブに一緒にやってくれと言ったのだけれども、彼らは頭が古いですね。大丈夫かな。どうしてもだめだというのです。それなら記者会見が終わった後、ここで、ご希望の皆さん方と会見をしましょうと。
そういうことで、今後ともご希望があれば、この記者会見、大体、閣議が終わった後やるようになっていますので、それの後、ここでご希望の方と会見いたします。
私の方から発表することがあれば発表しますし、そういうことがないときには皆さん方からご自由にいろいろなご質問なり、ご意見なり受けられれば良いと思います。
これは私の主催ですので、副大臣と政務官ができるだけ同席をして、精緻な頭の構造を持っている2人がいれば皆さん方もより判ると思いますので。
大塚耕平・副大臣)今回のこの機会は、皆さんの取材の機会であると同時に、記者クラブ制度改革に向けての大事な一歩だということをぜひご理解いただいて、ルールを守ってご対応いただかないと前の方に進まないので、ぜひよろしくお願いします。(注・質疑が特定の記者との掛け合いになったことについて)
)1つ確認なのですけれども、このクラブは、一緒にやるのはもう「ノー」と断定したのですか。それとも、まだ協議中なのですか。
大臣)知らないですよ、それは記者クラブへ行って聞いてください。
)では、まだオーケーしてくれないということですね。
大臣)私は「それやってくれよ」と、広報室がだいぶ苦労して折衝したのだけれども、総会にかけても駄目だというから、「それなら私の限られた時間で、あなたたちのところは時間が少なくなるよ、その分だけ。その後ここでやって、コーヒーまで出すよ」と。「コーヒーまでこっちは出すよ」と言ってやったのです。
副大臣)室長、ちょっと経緯を説明してください。
広報室長)財研記者クラブというのがございまして、記者クラブに加盟しておられない方は、個別に、毎回、幹事社の了解をとれば、オブザーバーとしては参加できるのですけれども、質問はできないですし、そもそもシステム的に広く開かれているわけではありませんので、大臣のご発案で、記者クラブ側に、これはクラブ側の取り扱いなものですから、「そういう閉ざされたことをしないで、もっといろいろな方も来ていただけるようにクラブ側の取り扱いを変えていただけないか」と要請を差し上げたのが先週です。それで、先週水曜日に記者クラブの総会がありましたけれども、一応そこでの結論は、従来どおりの取り扱いとするということでありました。
これで終わりかどうかは、ちょっとまた記者さんに聞いていただきたいと思いますけれども、彼らのほうもいろいろ考えているかもしれませんから。そういうわけで、本日のこの会を…。
大臣)封建的だよね、記者クラブは。石頭というかね。

雑誌やフリー記者が出席したこの会見は11:48〜12:21に開かれたようですが、その前11:15〜11:46にクラブ加盟社を対象に開かれた閣議後記者会見の概要もホームページにアップされています。亀井大臣は冒頭で「今日の閣議では、皆さん方に特別に報告を申し上げるようなことはありません。何かあったら質問でも何でもしてください」と話し、質疑のみとなっています。記者クラブやマスメディアに関わるところは、家族間の殺人事件増加について経団連を批判したことに関するやり取りの後に

それから、あなた方が一緒の記者会見を拒否されたから、あとの人は、私は大臣室で待たせて、コーヒーを出してそこで記者会見をしようと思っているから、ちょっと早く終わらなければいけないのです。

と話し、ここでもコーヒーについて触れています。
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