ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

CNETJapanのオンラインパネルディスカッションに参加しています

個人的にも面白い試みだと注目していた「CNETJapan オンラインパネルディスカッション」に昨年末より加えて頂いています。

パネラー紹介:藤代裕之:CNETJapanオンラインパネルディスカッション

関心があるテーマがあれば投稿するという仕組みで、年末・年始は忙しかったこともあり、これまで「幽霊パネラー」だったのですが、2008年初のお題「ビエラでYouTube、テレビ視聴に変化?」に初投稿してみましたが、いきなり二重投稿。読者の皆さんや事務局の方にご迷惑をかけてしまいました。
投稿内容は下記のようなものです。

現状のYouTubeの画質やコンテンツの短さ、テレビの置かれるリビングのネット環境を考えれば、すぐに視聴スタイルが変わることは考えらない。グーグルにとっても松下にとっても将来を考えての提携と言えるだろう。

一つ言えることは「通信(ネット)と放送(テレビ)の融合」は電波やケーブルという通信手段ではなく、放送局でもなく、デバイス側で行われるという方向性は確実ということだ。
家電メーカーにとってはテレビを買ってもらえれば良く、コンテンツはテレビ放送に限らない。あらゆる生活シーンでユーザーにネットに接触してもらいたいグーグルにすればテレビは絶好の媒体で、例えばYouTubeをVODに位置付けることも可能だ(そうなればテレビ局じゃないかと言う話。今でも出来ることはあるが、そこはGoogleもいろいろ順序を考えているのだろう)。

いわゆるお茶の間でのネットを提供するのがテレビなのか、ゲーム(任天堂のwii)なのか、PC(アップルTVやソニーのおひつPCなど)なのかは、分からない。

Web2.0でもそうだが、変化の実感を伴うまでは時間を要する。多くの人にとってPCとテレビはまだまだ別メディアでしかなく、さらに配線など物理的な問題もある。なによりも、テレビでネットを使うにはリモコンがダメすぎる。しばらくは試行錯誤が続くだろうが、将来確実に「テレビ」というものが変わっていくだろう。

オンラインパネルディスカッションは、多彩なパネラーの意見が一覧できるのがよいところだと思えるので、もう少しコンパクトにまとめるか、ブログにリンクを張ってフォローするなど、工夫したいのですが、短く書くのは難しいです。二重投稿できるということは、せっかくのパネルディスカッションなので、他のパネリストの発言に突っ込みを入れるとかも、やってみたいものです。

追記
ちょうど、CNETに単独のメディア利用よりも、「テレビ」「パソコン」の組み合わせ利用が多いという記事がありました。