ガ島通信

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ウィンドウズからMacへのデータ移行(Genius Bar実地編)

先日のエントリー「WindowsからMacへのデータ移行(Genius Bar予約編)」では、Windows PCからMacへのデータ移行をアップルストアで行うためのGenius Barまでの予約を紹介しました。今度は実地編です。

ウェブで予約した時間の20分ほど前にアップルストアに到着です。アップルストア銀座のGenius Barは2階にあります。
アップルのホームページには『ご来店後はGenius Barへお越しになり、液晶ディスプレイでお名前をご確認ください。Macジーニアスまたは他のスタッフにお声を掛けてください』と書かれています。
写真の右側のディスプレイに、予約時間前になると名前が表示されます。少し早く到着したため名前が表示されるまで結構時間がありましたが、初めてなので他の階で商品を見るという余裕もなく、展示されている製品を見るようなフリをして、しばし待ちます。

名前が表示されたのを確認して、ジーニアス(スタッフ)に声をかけると、カウンターの空いている席に案内してくれました。
右隣は外国人で、左隣はややアキバ系な男性(推定40歳)どちらもMac book Proを使いながら、なにやら会話が難しい。男性は、常連さんなのでしょうか「今日は○○さんいないの?あの人なら良くわかってるんだよ」とジーニアスを指名している様子。

私の担当になったジーニアスは、明るく元気な男性の方で「今日のご用件はなんですか?」と話しかけてくれたのですが、両隣をマックな人たちに囲まれて「あのーウィンドウズからマックにデータを移行したいのですが…」というのはやや気が引けました…。

ジーニアスと会話をしながら、こちらの意向を伝えます。
データ移行のアドバイスやちょっとした操作のコツも教えてくれつつ、どのデータをウィンドウズPCから移行するのかを決定。「ファイルが多いので余裕を見て2、3時間預からせてください(週末で混雑していたからという理由もありそうだった)。終了すればお電話します」とのこと。相談をスタートして、預かり票をもらうまで約20分でした。

その後、銀座でウィンドショッピングをしたり、教文館で本を購入したりしていると携帯に電話があり、無事に2台のPCを受け取ることが出来ました。

Macには、無事にiTunesや写真のデータが移行されていました。
Genius Barでのデータ移行は、非常にスムーズで、分からないことがあればジーニアスが対応してくれるので、初心者の方やパソコンの設定に詳しくない方にはオススメです。しかし、一見さんお断りといった風のGenius Barが、なんとも居心地が悪い。
そのことを、体験モニターミーティングで話したところ、「ジーニアスを指名するような人たちこそマックの大切な顧客だからねー」と言う意見がありました。確かに、アップル信者といえるような人がいるからこそ、アップルのブランドイメージは高く維持されているわけですが、同時に初心者が気軽に扱えるPCというセグメントを失っているのかもしれません。

・このブログはアップルジャパンが行っている「Start Mac体験モニター」に参加しています。