ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

米マイクロソフトとヤフーが合併交渉

米マイクロソフトとヤフーが合併交渉・米メディア報道(日経NET)

 米マイクロソフトとヤフーが合併交渉をしていることが4日明らかになった。複数の米メディアが報じた。
 合併ではなく、マイクロソフトがネット事業をヤフーに統合し、ヤフーに出資する方式なども検討されているという。

Microsoft Rekindles Its Pursuit of Yahoo」(NYタイムズ)
ニューヨークタイムズのオンライン版によると、最初に報じたのはニューヨークポストのよう。NYTの記事にはコメント欄がありますが、「Hot.mailがMSに買われてスパム天国になったので、ヤフーも…」と懸念を示す声などが投稿されています。
BILL'S HARD DRIVE」(ニューヨークポスト)
特ダネ!とタグのついた記事。ヤフーの市場価値は500億ドル、マイクロソフトはゴールドマンサックスをパートナーにして動いているとのこと。

Microsoft, Yahoo Reconsider Merger」(WSジャーナル)

マイクロソフトとヤフーは1年前にも合併交渉を行いましたが決裂に終わっています。今度はどうなるのでしょうか。
MSはMSNやウィンドウズライブの位置づけなど、ウェブ戦略が迷走している上、買収に名乗りを上げたネット広告会社DoubleClickもグーグルに持っていかれたので、焦っているのかもしれません。

仮にMSと米ヤフーが組むとすれば、どのような組み方になるのかも興味深いところです。単にGoogleをキャッチアップするだけでは、巨大になったGoogleに対抗することは難しいでしょう。