ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

キーノートスピーチと「Web2.0の7つの美徳」

AOLの副会長テッド・レオンシス氏のキーノートスピーチ。消費者やメディアの変化が分かりやすくまとめられていました。

「伝統的なメディアは、既にゲームオーバーだ」「バイラル・マーケティングは強制はできない。自然に発生するものだ」「(人生における重要なテーマは)リレーションシップ、コミュニティ、自己表現、社会に貢献すること、高い志を持つこと」など、印象的な言葉が数多くちりばめられていました。
詳しくは日経BPnet『「デジタルこそが“ザ・メディア”」米AOL副会長が基調講演で熱弁』でご覧ください。

キーノートの最後に示された「Web2.0の7つの美徳」は、ビジネスや技術の側面だけではなく、礼儀正さや個人の尊重といったキーワードが使われていて、これも印象に強く残りました。

Web2.0の7つの美徳(The Seven Web2.0 Virtues)
・寛容(Generosity)
・共有(Sharing)
・礼儀正しさ(Politeness)
・開放性(Openness)
・コミュニケーション(Communication)
・個人の尊重(Respect for individual)
・勤勉(Diligence)