ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

RTCカンファレンス「口コミマーケティング」無事に終了しました

ガリガリ君のうた

「口コミ2.0 正直マーケティングのすすめ」の出版記念のイベントとして、共著者でもある上原さん、保田さんが主催しているRTCに出演しました。天気が少し悪かったにもかかわらず会場にたくさんの方に足を運んで頂いて本当にありがとうございました(懇親会まで参加された方、お疲れ様でした)。

お題は「口コミマーケティング」だったのですが、「ガリガリ君」に見事にやられてしまいました。「炎上」とか「PRブログ」の話もあったわけですが、自分で話しながらほとんど覚えておらず、ガリガリ君の話で頭が一杯になってしまいました。
ガリガリ君のプロデューサーでもあり、マーケティング担当者でもある赤城乳業の萩原史雄さんの話は、楽しく、それでいて地に足が着いたものでした。こんなにおもしろい話を間近で聞くことができたことに感謝です。萩原さんの話の中で印象に残ったのは、何よりも自分が楽しんでいるということ(学生時代からガリガリ君を食べ続けているという)、そして泥臭いとも言える姿勢。楽で、簡単な口コミなんてないのだなと、改めて感じさせられました。

前で立っていたので正確に把握できていないのですが、印象に残ったフレーズなどをメモ。

  • 中途半端はダメ。エッジの立ったものにする
  • 生活シーンの中でさりげなく
  • 狙ったゾーンとは別のユーザーが反応する
  • 分からないことは無理に説明しない
  • ペイパブではなく、コラボレーション
  • 営業現場と密接に
  • お世話になった人への挨拶、配慮は欠かさずに

軽妙な語り口調なのですが、マーケティングの本質と言えることばかりで、本当に学ぶことが多いカンファレンスでした。萩原さんありがとうございます。

それにしても、こうして本を出したり、カンファレンスで話したりできるのもブログとブログで繋がった人たちのおかげです。ブログのチカラを改めて感じた夜でした。感謝。