「ウェブ進化論」出版記念イベント感想
「第一部楽しみ」とか書いておきながら遅刻しました…。会場に入ったところは、ほとんど第一部終了間際で、R30さんのトークは爆裂しなかった模様?です。第二部で面白かったところは、SNSに関する議論で、オープンとクローズドの違いを梅田さんは指摘していました。
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- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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で書評なのですが、R30さんによる上・下に分かれた壮大な書評がありますので、簡単に。『大きな環境変化が起きたときに、真っ先に自分が変化しなければ淘汰される』(終章より)というのはシリコンバレーの考えだそうですが、それが(googleによって)世界に影響を及ぼしているということ。現在進行形でその変化を「感じている人」には「それでいいんだよ」と背中を押し、オプティミズムで勇気を与え、梅田さんがエスタブリッシュメントと称する人たちに向けては「私も保守的になった」と言うことで警告し、若い人たちの活動を引き上げようとしていること。ある意味で梅田さんの希望がこの本には語られているのだと思います。
R30「書評ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる・上」「下」
山口さんの書評もすばらしかったです。「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」
蛇足になりますが、懇親会ではいろいろな話が出来て、とても楽しかったです。そこで思ったことは「同じ時間、同じ場所、そこにいる人にしか共有できないもの」というものは、やっぱりあるのだなということ。2.0な時代だからこそ、その価値がさらに高まるのかも知れません。