ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

受験生に朗報? (美人)家庭教師グランプリ開催

受験生にとって夏は最大の山ですが、家庭教師のトライが「T−1グランプリ きみが選ぶインターネット家庭教師」という企画を8月1日からスタートさせています。要はネットを使った家庭教師(NOVAのお茶の間留学みたいなものでしょう)なのですが、この企画が面白いのは、受講した受験生にポイントが与えられるところです。そのポイントを51人いる美人家庭教師(トライのホームページには美人とは書いていませんが)に振り分けることができ、ポイントを一番たくさん集めた先生が初代グランプリに輝くというもの(輝いたら、何か特典があるのでしょうか?)。さらに、さらに、受験生は、ナンバー1から3位に選ばれた教師にポイントを入れていると、先生の生授業が受けられるという大変魅力的な特典もついています。受験勉強はたいていの人にとって辛いものです。「きれいな先生の授業を受けたい」といった、よこしまな気持ちであっても、モチベーションが上がって、志望校に合格すれば、それはそれでヨシでしょう。そして、注目すべきことに先生たちはブログもやっています。
ポイントランキング上位から数人のブログをチェック(51人は多すぎるので、さすがに全部見てないです)。花火大会の浴衣姿あり、受験生への応援メッセージや受験勉強のコツあり、とそれぞれの先生によって内容も違います。8月7日付けランキング3位の小正先生(東大医学部)のブログは、東京タワーをネタにした図形の問題を出題するなど、少しばかり硬派なつくり。最初の頃は、身辺雑記的ですが、工夫したのでしょう。受講生には「美人先生の生授業」という釣りを、先生たちにはランキングで競わせる。トライもなかなか「やりますな」。

第二回グランプリでは、男前の先生たちが勢揃いするかもしれません。正直、受験生なのに「きれいな先生に教えてもらいたいから」とは言いにくい。男前先生の企画ならお母さんに大うけするかもしれません。よくわからないけど。

この手の話題で思うのは、遊び心があるというか、ギリギリというか、そういうのはやっぱり面白いということです。この企画に眉をひそめたり、話題づくりだと批判する人もいるでしょうが、真面目に一生懸命やっているだけでは超えられないものがあるのかもしれません。もちろん、最終的には中味が大事なのは言うまでもありませんが…