ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

匿名、実名の補足

「匿名」か「実名」かについて少しばかり補足しておきたいと思います。ガ島通信は、スタート時から4月までは「匿名」でした。ある出来事で、社内の一部にこのブログは知られてしまいましたが、匿名で続けていました。社の「公式」のお墨付きがあったわけではありませんでしたし、社に迷惑がかかることは避けたかったからです。それは、保身であり、中途半端な立場でした。4月までは「匿名でしか書けない」ブロガーでした。他の記者ブログが次々と「晒されて」いくのを見て、恐怖も感じていました。「次は私ではないか」と。実名公表に踏み切ったのは「晒される前に晒してしまえ」という判断もありました。

私は、決して匿名を否定するものではありません。しかし、匿名であることをいいことに、ブロガーを「晒し」たり、コメント欄や掲示板に名誉毀損に近いような書き込みをしたりするのは理解に苦しみます。例え匿名ブロガーでも、ブログは機械が書いているわけではありません。ネットの向こう、パソコンの前にはリアルな人が存在していることを忘れてはいけないと思います。匿名の人は、節度を持った匿名であってほしいと願っています。

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