ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

ルールとモラル

ライブドアニッポン放送フジサンケイグループについてのエントリーに、たくさんのコメントとTBを頂きました。前回も「また書くの?」「せっかく消したのに」というコメントがありましたが、いわゆる「炎上」ではないと考えています。私は感情的かつ頭が悪いので、その場で思ったことを脊髄反射的に書いてしまうことも多い。それに対して、皆さんから意見があり、コメント欄で議論になる。それでは、私の混濁していた頭の中が整理されることもあります。フォローがあれば、エントリーが整理されていなくてもいいと思います。やり取りの中で、問題点が明らかになればいい。せっかくブログには双方向性があるのですから。私は「記者の人間宣言」を唱えてきました。記者も間違えるし、泣き笑いがあります。それをストレートに出していくブログでありたいと思います。

いろいろ書いてきましたが、ライブドア問題については「ルール」と「モラル」が整理されていないことへの違和感が私の中にあった。ライブドア時間外取引のルールを守っていた(現時点では。誰かがおっしゃっていたようにほかの材料が出るかもしれないが、それを待っていてはいつまでたっても書けません。もしおかしいところがあれば、そのときに批判すればいい)、フジテレビ&ニッポン放送連合はルールを破ろうとした(未遂)。それで堀江氏が非難されるのは、おかしいのではないか? と思うわけです。ただし「ルール」は最低限を決めるもの。問題が浮かび上がってから「ルール」が決まっていくものです。相手がルールの隙をついてきたからといって、こっちも「ルール破りだ!」というのは、ルールそのものが崩壊してしまいます。「モラル」という側面ではライブドアにも、「(訴訟を)受けて立つ」という言葉から受け取るに、確信犯的にルール破りをしようとした可能性が高いフジ&ニッポン放送にも問題があると思っています。

あとコメント欄でいくつか気づいた点について。ニッポン放送の社員については労使交渉はやってもいいと思います。交渉というテーブルにつくわけですよね。ライブ側経営陣の話も聞いて判断して、納得できなければ批判すればいい、場合によってはストライキもかまわない。あとはリスナーが判断するでしょう。宣言については、何もライブ側から聞かずに「リスナーへの愛がない」と断定するのはどうか? と言っているのです(ライブドアが「経営」しにやってくるという、不安は理解できます)。あの時点で宣言をしたことに責任があるか、まあ不安だから仕方ないと思うのかはそれぞれです。私は、きちんとけじめをつけるべきだと思うだけです。

フジ&ニッポン放送の経営陣について。ライブが時間外取引で握ったのはニッポン放送の約3割の株。その後、ルール破りの方法や感情的な批判ぐらいしかできずに、さらに株を買い進められてしまった。その間に、何か他に打つべき手があったのではないかと。。。そこに経営的な責任はあると思うのですが、どうでしょう? すべてには答えてはいないと思いますが、物理的な問題もあるのでご容赦ください。

ルールとモラルという観点で言えば、このブログはコメント欄を開放している。なので、最低限のルールは「このブログの運営方針について」で書いてあるように、スパム、個人への誹謗中傷以外はOKですが、出来ればモラルも守って、建設的な議論が出来るようなコメントを頂きたい(が、そうでもない人もいるかもしれない。それは仕方ないとは思う…)。もちろん批判はOKです。前にも書きましたが、みんなの意見が同じほうがよほど気持ち悪い。ただ、私は、理解を深めることはできても、究極的に人と人は完全に理解しあうことはできないというスタンスです。「いろんな考えの人がいるな〜、けど私とは違うな」と思って、受け入れてもらえれば助かります。「そういうのは認められない」というのは感情としてあっても、強要するようなものではないと思います。

さらに「R30さんのように」と書いてあるコメントもありましたが、私は逆立ちしてもR30のようなシャープな文章はかけません。あまり文章はうまくはありませんし、問題点が整理されているとも言えない。機嫌が悪いときも、怒っているときも、調子に乗っているときも、楽しいときも、落ち込んでいるときも、ありのままに書いている、感情的ブログではありますが、よければ今後もお付き合いください。

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