ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

本田靖春氏死去

不当逮捕」などの著作で知られる本田靖春氏が亡くなりました。71歳。血液の売買を追及した「黄色い血」追放キャンペーンは現在の献血制度導入のきっかけになりましたし、不当逮捕は先輩の記者(スクープ記者でもあり、破天荒な人でもあったようです)の逮捕の裏に潜む検察庁の思惑と争いを浮かび上がらせています。
不当逮捕 (講談社文庫)
昔の話が多いので、現在のマスコミが抱える問題や記者や取材の雰囲気とはずいぶん違っていますが(元読売記者黒田氏が書いた本などもそうですが)、やっぱり記者としては参考になるし、考えさせられます。不当逮捕を文庫で読んで、全集が出ると知って全巻購入しました。寝る前に警察回りの「さわりだけ」読むつもりが、ぐいぐい引き込まれてしまって、結局4時まで読みふけってしまいました。ぜひ、文庫でもよいので、本田氏の著作を読んでみてください。

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