ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

ブロガー新聞の編集長って?

木村剛氏のブログで「ブロガー新聞の編集長を募集」しています。それに呼応してmy.Hurusatoさんは「編集スタッフタスクフォースの立ち上げ」を提案し、あざらしサラダさんは「決意を表明?」と(私への編集のお誘い?もあったりして)、動きが出始めています。


ところで、私がブロガー新聞について思うことは、現在の木村氏の「新聞」はブログ紹介としてはいいのですが、参加型ジャーナリズムを求める人にとっては物足りない。そこが木村氏いわく『ボコボコにされた?』部分ではないでしょうか。既存メディアに対する不満から新しいジャーナリズムを模索するという高いレベルのブログを求めるなら、右から左にニュースを消費するようなものではなく、長期的な議論をできる「場」としてブロガー新聞があればいいと思います。


その点、あざらしサラダさんの『テーマを募る』というのはいいアイデアだと思います。編集長も1人である必要はないと思いますし、ブロガー新聞で盛り上がった議論を、編集長のブログで議論を継続→再び要点を整理してブロガー新聞で報告、という集中と選択(ん?ちがいますね?なにかいい言葉ありませんか) も可能になってきます。いずれにせよ、やってみなきゃわからないので、前に進むしかないと思います。微力ですが、私の力を生かせる部分があるとすれば協力は惜しみませんのでよろしくお願いします。


◆追伸 私も以前に書いたR25」を日経BPのbp specialメールの10月12日号が取り上げています。百年コンサルティング鈴木貴博氏が「苦戦している雑誌は新聞のおまけに」など、なかなかユニークな視点で解説しています。