ガ島通信

メディアとジャーナリズムの未来を追いかける

銀行の責任はどうなるの?

ダイエーの再建に産業再生機構を使うのかどうかが議論になっています。経済関連ニュースは詳しくないし、ダイエーの真の財務状況を知る由もないので、一連のニュースや解説記事から私が思うことは。
金融庁+銀行+再生機構  VS  ダイエー+経済産業省という対立があるのかな?という程度です。ネットやブログ上での議論は木村剛氏に代表されるような「ダイエー批判派」だけでなく、「ダイエー擁護派」や「産業再生機構批判派」などさまざまなで非常に多岐にわたっています。
私自身は、どちら派というのはない(というか良く分からない…)のですが、機構が当初「支援申請を受けてから動く」ことや「産業再生委員会の支援決定後に公表する」(参考記事)という方針とされていたことを考えれば、ダイエーに関する機構の一連の動きは少し強引なのではないか?と思います。

私が注目しているのは、ダイエーはこれまでに二度の債権放棄をしているということです。債権放棄する際は、融資を行っている銀行団と再建計画を話し合い、銀行も計画に合意した上で債権放棄や金融支援を行っているはず(でいいんですよね?間違っていたらご指摘ください)です。今回ダイエーが再び経営(資金繰り?)に行き詰っているとすれば、再建計画に問題があったということなのでしょう。そんな、問題のあるような再建計画を認めた銀行の責任はどうなっているのでしょう?UFJの沖原頭取がダイエーが機構を使わないことを聞いて「会社として信認出来ない」と話していましたが、そんな信認できない会社にお金を貸している自分たちの責任はどうなのか?
もちろん、奥田経団連会長が言うように「借りたカネを返すのは商道徳のベース」だと思いますが、貸した側も責任を取るべきではないでしょうか?
それにしても、機構の委員長(裁判官出身)といいプロ野球の根来コミッショナー(検事出身)と言い、法曹界出身者は「辞任(結局やめないんだけど)」がお好きなようで…

結局産業再生機構へ。そんなことなら最初から支援要請しておけばよいのに。

木村剛氏のブログに私の記事が紹介されました。よければご覧ください。